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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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止んだ喧噪-4

あまりにも意外な感覚に驚いたからであった。
それは快感であった。
気持ちいいのである。
麻衣は混乱し、その感覚に抗うため、足の指に力を込めた。
足の指が握られ、足裏が内側に反った。
「ちょっとごめんねぇ。中を確認しますからね」
そう言ってナースはゴム手袋の指を尻穴の中心に沈めてきた。
「うぅぅ…」

下から身体の中心を貫かれるような被虐的な感覚に麻衣は呻いた。
尻穴から物を入れられた経験のない麻衣は、肛門が目いっぱい広げられるような初めての感覚に興奮し動悸が激しくなる。
「だいじょうぶね」
ナースはそう言って肛門から指をゆっくり抜いた。
長い間の便秘のため、ヌルッと物が出て行く感覚は久しぶりだ。
「あぁ…」
なにか、泣きたくなるような不思議な感覚がする。
ナースは、初めての麻衣のために丁寧に説明した。
「麻衣さん、これ見て」
浣腸器を掲げて麻衣に見せる。
「この管を麻衣さんのお尻の穴から入れてお薬をお腹の中に入れるからね。ウンチしたくなるけど、ガマンしてね。十分ガマンしないとお薬だけビューっと出ちゃうから」
ワセリンを塗られた管が妙に生々しい。
ナースのあけすけな説明を聞きながら麻衣は顔を赤らめた。

麻衣の尻たぶを開き、覗き込むようにしてナースは浣腸の管をピタリと肛門に密着させた。
「はい、お尻に力いれないでね〜」
そう言うと、手慣れた様子でプラスチックの管を麻衣の尻穴に挿入した。
とうとう麻衣の処女は破られてしまった。
ひとたび異物の進入を許した肛門は抵抗することもできずヌルヌルと管を招き入れてしまう。
麻衣は目をつぶり初めての感触を噛みしめている。
便塊が詰まっている直腸の奥まで管が入れられると、今度は浣腸液の注入が始まった。
「はい、お薬入れますからね〜。リラックスしててね」
浣腸液が放出され、じんわりと腹の深部から暖かさが広がる。
「あぁ!」


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