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透明な滴の物語U
【同性愛♀ 官能小説】

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青いバケツ-5

驚愕と猛烈な便意でだんだんと精神が錯乱してきた。
「祐梨ちゃん、なにが出るの?」
涙を飲み込まれ、聡美の情念の強さに恐れをなした祐梨は自白するように答えた。
「ウンチです。ウンチ出させてください。お願いです!私、便秘してるから、いっぱい出ちゃう!!」
その声は涙で震えていた。
「エライわ!よく言えました」
聡美は感激して祐梨を褒めた。

「さ、お手洗いに行きましょうね」
そう言って聡美が上半身を起こそうとした。
しかし、祐梨はもはや起きて歩いてトイレに行けるような状態にはなかった。
ちょっとでも動けば、腸に入れられた大量の浣腸液をぶちまけてしまう状態だったのである。
「わたし、立てない!ムリです!」
祐梨は悲鳴を上げた。
たしかに、聡美の押さえる脱脂綿は滲み出た浣腸液で湿っていた。

部屋の奥で後片付けをしていた恵子が二人のところに戻ってきた。
「ムリなようね。ここで出させましょう」
恵子の片手には、青いバケツが下げられていた。
ここで排泄させようというわけである。
それを見て祐梨が叫ぶ。
「イヤです!そんなのイヤです!」
恵子が冷静に問う。
「じゃあどうするの?歩いてトイレまで行ける?」
祐梨は少し考えるような様子をしたが、すぐに絶望で顔が歪んだ。
答えはひとつしかなかった。
バケツに排便することだった。

聡美が抱くようにして祐梨をゆっくりベッドから下ろした。
力の入らない祐梨は床に両膝をついてしまう。
恵子が後ろから、祐梨の尻穴の角度を測るようにしながらバケツの位置を定めた。
「大丈夫よ、祐梨さん。バケツをしっかり持っているから」
前からは、脱力してもたれかかる祐梨の上半身を聡美が抱き支えた。
「あぁ、はぁ…、はぁ…」


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