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短編集
【フェチ/マニア 官能小説】

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犯される若妻 背徳のバレーブルマ-1

 小池詩織、32歳、専業主婦です。
 最近、子どもが生まれて一時期休んでいたママさんバレーに復帰しました。
 うちのサークルは厳しすぎず緩みすぎず、家庭と両立したとても充実した日々を過ごし
てします。
 コーチは高橋さんです。奥さんはこのサークルを立ち上げた人で、今は引退しています。
「次、小池!」
「はいっ!」
 その剣幕と肉体は威圧感がありますが、あくまで趣味程度のサークルを指導するにはもったいない手腕です。
 歳は確か40歳前後で、私より一回りほど上です。夫にない信頼感があり、私は憧れのような気持ちを抱いていました。
「それでは今日はこれまで。ありがとうございました……小池、終わったら着替えず残ってくれ」
 私は返事を返すと、用具の片付けに混じりました。高橋さんは腕を組んで片付けの様子を眺めていました。

 片付けが終わり、みなさんに挨拶をして体育館に残ります。このサークルだと私は若い方で、挨拶は大事です。
「悪いな。お子さんも待っているだろうに」
「いえ、今日は主人が見ていてくれるので」
 主人は家事・育児に協力的です。だからこそ、こうしてバレーに精を出すことができます。
「それで、どういった御用でしょうか?」
 高橋さんはときどきメンバーを居残りさせます。なんでも特訓を行なっているようですが、詳細はわかりません。
「ああ、ちょっとした特訓だ。こっちに来てくれ」
 やはり特訓を行なっているようです。しかし倉庫でする特訓とは何なのか。私は首をかしげながら彼を追いました。
 倉庫の中心にはマットが敷き詰められています。少しほこりっぽくて、チリが日光に照らされ光っています。
「それじゃあまず、手を後ろに回してくれ。手首をくっ付けるんだ」
 言われた通りに手首を腰のあたりで合わせます。
 すると、なわとびで手首を固定されてしまいました。
「えっ、ちょ……高橋さん?」
「おとなしくしろ……暴れても無駄だ」
 何をされているのか理解できませんでしたが、一方ではっきりと身の危険を感じました。
「い、いやっ……だれか……!」
「おとなしくしろと言ってるだろ……!」
 高橋さんは私に抱きつき、抵抗を押さえつけました。そのままユニホームを突き上げる私の乳房をわし掴みにします。
 ぼんやりとした予想が明確になりました。このままでは犯される――
 恐怖と高橋さんへの失望でどうしていいかわからず、やみくもに身じろいで逃げようとしました。
 しかし男性の腕力に敵うはずもない上に、手を縛られています。ユニホームをまくられ、ブラごと胸を揉まれ続けました。
「そろそろ抱いてやろうかと思ったら妊娠して休んで……こんなに待たされるとは思わなかったよ」
 あの質実剛健な高橋さんが、そんなことを考えるなんて……。獣の視線に気付かなかった自分がふがいないです。
「それにしても、いい体をしてる……うちのサークルでも一番だなこれは」
 まさか、特訓と称して今まで他の人にも手をかけていたのでしょうか? そんな考えが頭をよぎります。
 しかし他のことを冷静に考えている場合ではありません。ブルマに覆われた下半身をまさぐられています。
「いい尻、いい太ももだ……最高だよ小池……」
 赤いブルマから伸びる太ももを撫で回され、必死に抵抗します。よろめいたところを、そのままマットに押し倒されました。
「やめてください! これ以上は本当に……」
「これからが本番だろ……おとなしく抱かれれば痛くはしない」
「いやっ、やめて! お願いだから……!」
 高橋さんの手のひらが飛んできて、私の言葉は遮られました。
 私は平手打ち一発で抵抗する気を削がれ、しくしくと泣き始めてしまいました。
「それでいい……十数分もしたら泣くどころか大声で喘ぐことになるんだからな」
 高橋さんはブラを外すと、直に胸を揉み始めました。私は恥ずかしくて顔を背けます。
 続いて高橋さんは胸に顔を埋め、乳首を口に含みました。そのことで私は、自分の乳首が硬くなっていることに気付きました。
「いやぁ……そんなことしないで……」
 自分の発している声が、まるで発情しているような甘い響きを帯びていることに驚きました。
 そんなわけない。無理やりに犯されようとしているのに、悦んでいるわけがない。
「おいおい小池、ブルマまでぐっしょり濡れてるぞ」
 私の現実逃避はあっさり打ち砕かれました。ブルマ越しに股間を撫でられるだけで、愛液が布に染みこんでいきます。
 高橋さんのごつごつした手が、ブルマの中に滑りこんでいきます。直に陰部を触られ、私はたまらず声を上げました。
「ああっ、い、いや、あ……だ、めぇ……」
 上ずった声が自分の耳にも聞こえます。きっと彼はこんな声を聞いて征服感に酔いしれているのでしょう。
 自分の股から水音が響いています。そしてそれを女のはしたない喘ぎ声がかき消します。
「あんっ、あっ、だめっ、触ら、ないでっ……」
 刺激から逃げるために腰をしきりに動かしますが、自分でも艶かしく腰をくねらせているようにしか思えません。
「どうだ小池、気持ちいいだろう。次がほしいだろう」
「いやっ、そんな……気持ちよくなんて、ないですっ……」
 強がっても媚びた声色と愛液はごまかせません。頭もぼーっとしてきました。
 甘い刺激を止めどなく与えられ、それに応えるように甘い声を止めどなく漏らしてしまいます。
 妊娠して、子どもを産み、控えめになった夫婦生活。そこでしか味わえない快楽が、そこにありました。


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