投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

アネクメネ・オアシス
【ファンタジー 官能小説】

アネクメネ・オアシスの最初へ アネクメネ・オアシス 102 アネクメネ・オアシス 104 アネクメネ・オアシスの最後へ

オモワク-18


ドクン

「ん゛〜〜〜っ!」

 リュディの男性器が脈打ち、テオの口の中に苦味が広がる。

(!!まずっ)

 分かってはいたが不味い……苦いしえぐいし……吐き出そうか迷ったが、下半身丸出しで毛布から出たくなくてそのまま飲み込んだ。

コクッ

「はぁ……はぁ……やだ……飲んだ……の……?」

 信じられない、と言うリュディにテオは水筒に直接口をつけて水で口を清める。

「んあ゛〜悪ぃけど不味いわ……」

「だよね?」

 やっぱりパルがおかしい、とリュディはテオに同意した。

「やっぱ、コッチだな♪」

 テオは再びリュディの股間に顔を埋め、萎えた肉棒を扱きつつ女性器の方を舐め始めた。

「やだっテオっ待っ……んんっ」

 男性器で感じる快感とは別の感覚に、リュディは身体を反らせる。
 リュディの女性器の方も愛液が溢れ、感じてくれていたのが良く分かった。
 その液体は精液とは違い、甘くて美味しいとテオは思う。

(う〜ん……オレ、ゲイにはなれないなぁ)

 別になりたいワケではないが、改めて実感。
 女は美味い……断然美味い。
 リュディが両性具有で良かった……とテオはしみじみ思い、女の悦びを教えるべく真剣に愛撫をする。

 肉棒を穏やかに扱きながら、反対の指に愛液を絡めた。
 そして、滑りの良くなったその指をゆっくりと秘穴に差し込んでいく。

「んうぅ ふうぁ」

「痛いか?」

 辱かしめられたあの日から異物を挿れた事など無いだろう穴は、固く閉ざされてテオの指を押し返した。
 それでも何度も往復させていると、徐々にだが指が挿っていく。

「ふっ はあ」

 深呼吸するようにして気を落ち着かせ、テオの指を2本まで受け挿れた時、その指の感覚が中から 消えた。

「……テ……オ……」

「あ〜…っと……中出しはヤバいよな?」

 両性具有とはいえ、リュディはほぼ女性だ。
 この身体の作りなら妊娠出来る筈。

「あ……これ……」

 それを聞いたリュディは、そうだったと脱ぎ捨てた服のポケットから1粒の錠剤を取り出した。

「避妊薬……」

 世の中にも避妊薬はあるが、いかんせん高い。
 そこでリュディは試行錯誤して安く手に入る避妊薬を作った。



アネクメネ・オアシスの最初へ アネクメネ・オアシス 102 アネクメネ・オアシス 104 アネクメネ・オアシスの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前