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恥辱の檻
【SM 官能小説】

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恥辱の倉庫-2

シャツもパンツも剥ぎ取られ完全に下着姿になったアキラが、叫んだ。
「あなた達、こんなことして罪が重くなるだけよっ」

モニターから叫ぶ女を見ていたミスターがインカムで指示した。

“ブラを切れ”
“了解”

ブラジャーにハサミが入った。
胸の谷間にヒンヤリとした金属の冷たさが伝わり、アキラは顔を上げて見た。
「やめなさい!」

ぷちん

乾いた音が暗い倉庫に響いた。
張りのある乳房に引っ張られたカップが二つに分かれた。かろうじて乳房にかぶさっているカップをそのままに、ハサミが肩紐を切断した。

「こんなことして、罪が重くなるだけよ!」

“股間をもっと広げてやれ”
“了解です、ミスター”

男達が掴んだ膝が無理やり大きく曲げられ、白いショーツの狭い狭間がカメラの前に広げられる。

「監禁、監禁罪!」
必死にもがきながら、アキラが叫ぶ。

“股グラを上に持ち上げてやれ”

暴れても男達に捕えられた体がほどかれることはなかった。
胸の上にかろうじて乗っていたブラのカップが落ち、形の良いそびえ立った乳房があらわになった。
ミスターの伝達が伝わり、アキラの踏ん張ったような格好の股間がせり上がってゆく。

「婦女暴行罪!」

せり上げられた股間を下から見るような形になったアキラは、権力の威厳を保とうとするが、虚しく響くだけだった。無言の恐怖が重くのしかかるだけだった。
裸の胸を晒され、あり得ない角度で広げられたショーツだけの股間。薄い布の下では尻の穴が天を向かされているのだ。

ちょきちょき!

再びハサミの音が乾いた音を響かせた。
その悪意の行為をさとって、アキラは必死の抵抗をこころみる。体全体を上下に波打たせ、押さえ付ける男どもを振り払おうともがく。


モニターの中で女の顔が恐怖の表情から、あせり、絶望への表情に変わっていた。
大きなモニターではハサミの動きを追っていた。鼠頚部から差し込まれた指が腰の布を摘み上げている。布と腰の間にゆっくりとハサミが入れられる。

ジョキ!

「いやあぁぁっ!」


国家権力の象徴、Gメンの女が、恥辱の世界に落とされ、叫んだ。
プツンと白い布がゆるむ。そして反対の腰のつながりも断ち切られた。今や三角のゆるまった布が力無く乗っているだけの状態になった。

複数の男達に胸をさらし、かろうじて布が乗っている股間をめいっぱい広げている。
この恥辱が何を意味しているのかしるよしもなく、アキラはそれでも威厳を保とうと涙をこらえ、歯をくいしばっていた。
何か言わないと涙が出そうになり、無言の圧力に対抗するように叫んだ。

「いいかげんにしなさい!」

目の前に床やが使うような大きな剃刀が差し出された。ライトを反射して、鋭い刃が顔に向けられた。

ひいいいぃっ!

一気に先ほどの威勢が退散し、再び恐怖におそわれる。

股間に乗っている小さな三角形の布を摘んだ指先が一気に剥ぎ取った。ついにすべてを晒けだしたアキラの体をカメラをかかえた男が顔から股間までをパンする。

股間にシェービングクリームの缶が近づき白いクリーム状の泡を盛っていった。その盛られた泡をパンにバターを塗るように、剃刀で丁寧にならされてゆく。

一体何が行われようとしているのかアキラは理解できずにいた。

人差し指と親指で剃刀を摘んだ手が股間に塗られたクリームに近づく。
添えられた左手が、鼠頚部の皮膚を軽く押さえる。その根本のあたりから、あざやかな手つきで陰毛を剃り込んでゆく。

スッ、スッと剃刀が軽やかに動く度に黒い陰毛が白いクリームにつつまれながら集められていった。そのあざやかな手つきと剃毛の儀式の一部始終をカメラが捉えている。

泌部を隠している恥毛を剃られることを始めて悟ったアキラが、激しく抵抗した。
体を押さえていた男達がさらに力をこめて押さえ込む。
しばしの抵抗も、無駄であることが解っていながら感情が押さえきれずにいた。
一筋の涙が頬に流れた。

手品を見せるように剃刀の刃が左右に動き回り、ゆで卵のような股間の肌を露出させていった。
最期に下から、固く絞ったタオルで拭うと、こんもりと盛り上がった恥部が露になった。鼠頚部の白い肌からクレバスの回りまでの色の変化が仔細に見てとれる。
そして、バギナの下部のアヌスまでハッキリと見てとれる。

男達の表情をうかがい見ることができないが、アキラの丸出しになった泌部に視線が注がれているだろうことがわかる。
男達の熱い息遣いがきこえるようだ。
その集中する視線を感じて、あまりの恥辱に耐えかねて赤く高揚した顔で、固く唇をかみしめて打ち震えていた。

ひっ!



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