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悦びの種
【熟女/人妻 官能小説】

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第4話 悦びの種-3

この頃になると、校長の脚を交差する行為は頻繁になっていた。
ソファーに座りながら、微かに腰もくねらせていた。
着衣越しとは言え久々の男の物を触り、校長の身体は自然に女を意識して留め無く溢れ出ているに違いない。
再びテーブル越しに戻った分けだが、それを思うと僕の物は収まりを知らずに密かにみなぎったままだった。

「何たる寛大な処置を・・・もしや教頭と同じようにとも思いましたが、それどころかまだこの僕に託されるとは・・・・・・。もちろん、校長がそこまでおっしゃるなら、僕も身を削る思いでお役に立てたいと思います」

「ふふ・・・少し大袈裟ですわ。でも・・・木本先生のそのお気持ちは嬉しく思います。それでは、お互いわだかまりの無い様事が進む様に、先ほどの説明の続きをさせて頂きます」

校長の表情は、自然と和らいでいた。
むしろ、これまで以上の笑みを浮かべてる様な気もした。
とりあえず撤退戦は無事功を奏し、後は軍を整え再戦を待つのみ・・・僕は次に向けての軍法会議に耳を傾けていた。

「まずは・・・当日行われる事柄を、順を追って説明させて頂きます。手始めに、礼法室のある第三校舎について説明させて頂きます。特に利用されてない限り、普段から鍵が掛けられております。当日は、私が先に入所しており、校舎の鍵を閉めて礼法室で待機しております。もちろん、木本先生には合い鍵を渡しておきますから、後から入所してもらいます。さらに先に述べた様に、教育実習の一環として他の教師の方々にも同じように入所してもらうつもりです」

「それでまた第三校舎に鍵を掛けて、校長の待つ礼法室を尋ねる分けですね」

「ええ・・・その通りです。ただ・・・木本先生にだけは礼法室に入る前に、変則的なノックの合図をしてもらいたいんです」

「別に構いませんが、それは何故でしょうか?」

「もちろん・・・木本先生だけは契約通りに事を運ぶ為、寝具を敷いてお待ちしております。ですから・・・他の第三者に見られる可能性も視野に入れて、警戒してる分けです。まあ・・・非常時の場合は私も適切に処置できるよう考えております。ただ・・・あくまでも念の為の事ですから、そんなに構える必要はないと思います」

「なるほど、校長のお考えは十分に分かりました。それでは、礼法室に入室してからは、僕はどのように対処すれば?」

「まずは、契約書の方に目をお通し下さい。手始めに最初の項目の、結合前の準備に関してです」

校長は、目の前で契約書に目を通す僕に対して、指でなぞりながら事の説明を始めた。

「結合に関しては、当たり前の事ですが男の方の性器における勃起状態は必要不可欠です。無論、木本先生にも維持してもらう為にも、それなりの秘め事を行なわ無ければなりません。ただ・・・先にも述べた様に、私は極度の潔癖症にて他人の肌の触れ合いは苦手にしております。ですから、その代わりと言っては何ですが・・・私なりの木本先生への御奉仕はさせて頂きます」

目の前の校長の頬は、瞬く間に紅潮していた。
この持ち掛け話の間、何度も目にした光景だが、次第に意地らしくも可愛げに思えた。
50も過ぎた女が、今さらながら性に恥じらいを見せる姿は、どこか新鮮でもあり僕の心を捉えた。
歳の差を考えれば、踏み越えてはいけない気持ちだが、その狭間で葛藤する僕の心は、性的に新たな興奮を覚えていた。
そう・・・毒を掻き分けて食する、美味な食材の様に・・・・・・・。

―つづくー


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