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悦びの種
【熟女/人妻 官能小説】

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第4話 悦びの種-2

「やっ!?・・・木本先生・・・・・・。す・・すみません・・・私ったらつい・・・・・・」

僕の胸元で泣き崩れていた校長は、不意にもその膨らみに気づいた。
気まずい空気だったが、僕にはチャンスにさえ思えていた。

「いいえ・・・僕の方こそ男ですからつい・・・・・・。それに校長は・・・歳は重ねられても魅力的ですから・・・若い僕でも、つい意識してしまうんです。ですから・・・そんなに卑屈にならないで下さい。後は・・・校長の気持ち次第ですから・・・・・・」

僕は校長の両肩に手を置くと、見つめながら問い掛けて雰囲気を作った。
それに対して、校長は顔を背けて恥じらいを見せると、そのまま思い悩んだ様に僕の膨らんだ部分を眺めていた。
本来なら女の所作として、誘いの手つきが自然な流れだった。

「ええ・・・分かっております。でも・・・このような場所では・・・・・・」

「何を言ってるんですか・・・お互いの気持ちの高ぶりが重要なんですよ?。ほら・・・僕のは整ってるんです」

僕は躊躇する校長の手を握りしめると、衣服の上から膨らみを触らせた。

「い・・いけませぬ!・・・木本先生!」

「はあ・・・はあ・・・僕は淫らな気持ちで誘ってる分けでは無いのです。校長の年齢を考えればこそ・・・数限りないタイミングを無駄にしてはいけないと思ってるんです。もしや・・・ここに蓄えられた僕の種が・・・いずれ校長に宿され、悦びの種に変わる可能性もある分けです。さあ・・・躊躇してる場合ではありません・・・僕のタイミングはもすぐ訪れます・・・はあ・・・はあ・・・・・」

さらに、校長の手つきを握りしめながら、案内するように膨らみを往復させた。
ここまでくれば、道徳の欠片も無くなり、後戻りなど出来る筈は無かった。
後は校長の気持ち次第・・・僕は訪れる快楽に身を任せて、息を荒らしながら誘った。

「やだっ!・・・木本先生の物が、私の手の平で・・・・・・」

「そうです・・・あと少しで迎えられます・・・はあ・・・はあ・・・・・。さあ早く・・・すぐ終わらせますから僕を信じて下さい・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

誘っても躊躇する校長に痺れを切らした僕は、校長のくびれを摩りながらスカートのホックに手を掛けた。
そのままジッパーを三分の一くらいまで下げると、ベージュのストッキングから透ける白いショーツが垣間見えた。

「お・・お願いです!・・・これ以上は!」

「はあ・・・はあ・・・・・・僕を教頭と一緒にしないで下さい。さあ・・・僕を信じて・・・校長の事も準備させて下さい・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

さらに、校長の物に触れようとストッキングの中に手を忍ばせたが、頑なに拒む校長に抵抗を受けて遮られていた。

「いやっ!・・・木本先生お放し下さい!」

やがて校長は腕ずくで僕から逃れると、向かい側のソファーに戻り、着衣の乱れを直しながら動揺を隠しきれない様子を伺わせた。
しばらくは不穏の空気のまま時は過ぎたが、耐えきれずに僕から言葉を口にした。

「す・・すみませんでした校長・・・つい僕も雰囲気にのまれたと言うか・・・・・・。でも、分かって下さい!。このような事は、タイミングが重要なんです。ですから僕は・・・・・・」

捨て身の背水の陣は、幕を下ろそうとしていた。
敗北は濃厚であり、後は撤退戦を強いられるのみ。
僕はうなだれる様に、ありったけの哀愁を漂わせて、次に繋がる戦に繋いだ。

「ええ・・・木本先生のお気持ちは十分察します。それに・・・私の軽率な行動が引き金でしたから、非は私にあったと言っても過言ではありません。さあ・・・お顔をあげて下さい」

少し気持ちを取り戻したのか、うなだれる僕に対して校長はやさしく言葉を掛けた。
悲痛な表情浮かべる僕だが、まんまと策に落ちたと密かにほくそ笑んでいた。

「本当に・・・本当に僕は何て事を・・・・・・。こうなれば覚悟は出来ております。僕も教頭の様に・・・・・・・」

「何をおっしゃいますか。木本先生の悦びの種に対する情熱・・・十分私にも伝わりました。ですから・・・その情熱が少し熱くなり過ぎただけの事だと思います。それに・・・数限り無いタイミングの中で、私の様な年増を女として意識して下さる若い木本先生の事を思えば、正当な事だったかもしれません。ただ・・・やはり最初に申した通りに、私は男女の戯れには抵抗があります。ですから・・・後日きちんとした形で執り行いと思っております」

「それでは、僕の事は?」

「ええ・・・当初の予定通りに、お願いしたいと思っております。むしろ・・・年増の私をお相手する木本先生の事を思えば、逆に私の方が引け目を感じます。ただ・・・事はどうあれ、木本先生が私を女として意識して下さった事に、少し胸を撫で下ろしております」


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