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悦びの種
【熟女/人妻 官能小説】

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第5話 疑似セックス-1

「つまり・・・校長の言われる御奉仕とは、僕に対して行なう性的な事でしょうか?」

「はい・・・そう言う事です。ただ・・・何度も言いますが、ここでは申し訳憎い事ですので内容の方は差し控えさせて頂きます。とりあえず間接的になりますが、木本先生に勃起状態を持続してもらう為にも、私なりの行為を行なうつもりです」

「分かりました。ただ・・・先ほども、僕の物を触られて分かると思いますが、校長の女としての魅力は十分にあります。僕の様な、若い者でさえ意識してしまうんです。ですから・・・そこまで構える必要もないと思います。もちろん、教頭の様なやましい気持からではありません。まあ・・・いわゆる自然に出る、男の性でしょうか・・・・・・」

「や・・やだ・・・木本先生ったら・・・・・・」

ここまで来ると、校長の脚を交差する動作は止む事は無かった。
時には、微かに激しくなり、額や首筋に汗をにじませながら自慰的な表情も伺わせた。
さらに、どこか目も虚ろ気で、話す言葉にも躊躇いが感じられた。
例え、真面目な言葉で契約事項を述べても所詮は下ネタ・・・自然と女の性が出るのだろう。
本来なら、密室の男を目の前にして誘うのが本望なのだろうが、校長は頑固たる威厳を守る為にそのまま続けた。

「それでは、次の項目の結合に関しての説明をさせて頂きます。まず・・・手始めに言わせて頂きますと、結合後の射精行為は5分以内に終わらせて頂きます。ですから、結合前の準備の段階で、その時間内で終わらせるタイミングが訪れましたら、木本先生は私に合図を下さい。すぐに、木本先生への御奉仕を止めて、結合の準備に入らせて頂きます。ただ・・・ここで注意して頂きたいのは、タイミングの問題です。早過ぎれば射精行為は時間をオーバーしてしまい、遅過ぎれば結合行為の段階で、射精される事もあるでしょう。ですからタイミングだけは、私の行なう行為の中で、木本先生に十分熟知して頂きたいのです。」

「事細かく丁寧に説明して頂き大変有り難く思いますが・・・ただ一つだけ気になる点がございます。それは結合の前に、校長に対する準備が何一つ行なわれてない事です。例え僕の勃起状態が持続していても、これでは結合が困難になるのでは?」

「もちろん、男女の戯れに対して拒絶する私でも心得ております。これに関しては、木本先生に御奉仕してる間にも自ら準備させて頂きます」

「何も、そこまで拒絶する必要は・・・・・・。確かに肌の触れ合いが苦手なのは分かりますが、準備の段階でしたら極力抑える事が出来ると思います。まだ僕は若いですが、それでも男女の嗜みは人並に経験してきました。きっと校長の満足できるくらいの事でしたら、十分出来ると思います。ですから・・・もしよろしければ、僕に校長の準備をさせて頂けないでしょうか?。例え、ただの種付け行為でも、気分を高めるには、お互いのスキンシップは必要不可欠な事だと思います」

「い・・いやっ・・・そんな木本先生が自ら私の準備だなんて・・・・・・」

ギシッ・・・ギシッ・・・・・・

校長はたまらず、ソファーの音をキシませる程に腰つきを揺らしていた。
さらに、脚を交差する動作は激しさを増し、不自然なくらいの内股で力強くなっていた。
僕の誘いの言葉で校長は妄想を掻き立て、無意識の内に行為に及んでいたに違いない。

「そんなに心配する必要もありません。ただ・・・校長の一点に、この僕の指先が軽く触れる程度です」

僕は、妄想を具体的にさせようと、校長の目の前に、中指を立てた手の平を付きだした。

「い・・いけませぬ。そのような気品溢れる、木本先生の綺麗な指先が・・・排泄で汚した私の様な卑猥な個所に立ち入られるなんて・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

「大丈夫です。ほんの少し・・・ほんの少しだけ軽くあてがい、このように振動させるだけです」

僕は、付きだした中指を何度も小刻みに折り曲げると、校長の表情は虚ろ気さを増しながら、まるで僕の指先に合わせる様に腰つきを揺らしていた。

「そ・・そんな・・・はあ・・・はあ・・・木本先生の指先が私の・・・・・・」

「そう・・・ほんの少しだけです。それとも校長は・・・強めの方が好みですか?」

そう言いながら僕は、付きだした中指をさらに激しく折り曲げた。

「はあ・・・はあ・・・いやっ・・・木本先生・・・・・・」

「何もそこまで怖がる事はありません。優しく濃密に時間を掛けますから・・・ただ校長は快楽に身を任せて頂ければ自然と準備は整うはずです」

「い・・いやっ・・・これ以上はおやめ下さい・・・・・・」

「何をおっしゃいますか・・・ここからが一番重要なんです。先ほど、校長も僕の物に触られてお気づきだと思いますが、大きさは人並よりもある方です。ですから・・・結合において潤滑に校長の中に収めるには、潤いは必要不可欠です」

「私の中に・・・木本先生の物が収まる・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

「そうです・・・後は、何度も深く往復させれば・・・校長の御望み道理に・・・・・・」

「だ・・駄目よ・・・き・・木本先生の物が私の中で何度も深く往復だなんて・・・はあ・・・はあ・・・・・・」

「そう・・・深く何度も・・・時には激しく・・・・・・」

「お・・お願いです・・・はあ・・・はあ・・・こ・・これ以上は・・・・・・あっ!」

ビクッ・・・・・・

校長は苦悶の表情を浮かべると、一度だけ強い身震いをした。
恐らく、頂点を極めたに違いない。
居心地の悪い様に、腰をくねらす動作は、誰が見ても明白な物だった。
それでも、屍に鞭を打つように僕は校長に問い掛けた。


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