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初めてのレオタード
【学園物 官能小説】

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初陣-1


女子更衣室の扉が閉じた。
着替え終わった一同は、この後の出番のために
ロビーの空いたスペースへ出て、各々ストレッチを始める。
辺りには多数の男子。海藍大学勢に限らず、他大学の連中もいる。
部長は大学の広報部の取材を受けている。

美祐希、ことみ、真由美の3人は
お互いに引っ張り合ったりして身体をほぐしていた。
そこに、一人の男が近づいてきた。荒畑晴樹である。
「やぁ、ことみちゃん。調子はどうかな」
横2人を一瞥しながらことみに絡む晴樹
先輩が言っていた事はどうやら間違ってないのかもしれない。
「しっかり睡眠取ってきたから万全ですよ〜」
こともなげに返答することみ。
「そっか。あ、オレ今日ね、広報部に頼まれて広報に使う写真を撮りに来たんだ
 どれ、早速1枚撮っておこうかな?」
と言って、一眼レフをことみに向けて、シャッターをパシャリ。
ことみ自身も、写真を撮られることに悪い気はしないようである。
「じゃあ、大会がんばってね」
そう言うと彼は笑顔を見せて、去って行った。


「さぁ、もうすぐ呼ばれるわよー」
顧問、貝塚優里の声でジャージを脱ぐ美祐希たち。
ジャージの下から出てきたのはユニフォームである、レオタードだ
ノースリーブのハイレグ型で、胸元が大きく開いたデザイン。
「海藍」らしく、胸元のスカイブルーから
下腹部の藍色へのグラデーションを基調として装飾がなされている。
さすがに見えないように胸元にはベージュ色の布地があるが、
他に装飾はなく、腕や脚は生のまま露わとなっている。
周りの男子から「おぉーっ」という歓声が上がった

低身長の部員が多かったゆえ、ユニフォームは比較的小さめのものしかなく
身長も高めでスタイルもいいことみにはきつそうに見える。
その様子は、可愛い、綺麗を通り越してもはやエロい状態だ。
ユニフォームの形状的に下着(ブラ)を着けることもできず、
乳首の形がレオタードの上から多少わかるようになってしまった
お尻にも布地が食い込み、仮にもう少しサイズが小さかったら
危うく陰部の筋がくっきりと顕れてしまう大惨事に。
そしてこれには男子一同、大興奮。悩殺ものである。
カメラやスマホのシャッター音が鳴り乱れる中で
「は、恥ずかしいよぅ…」
ことみは顔を真っ赤にしてか細い声で呟いた。
「ごめん、ことみちゃん!インカレまでにはサイズ合ったの用意するから
 今回だけはそれで勘弁して!」
今にも泣きそうなことみを宥めながら、遂にコールがきた。


”続きまして、海藍大学の演技です”



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