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いびつな姉妹
【性転換/フタナリ 官能小説】

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第四章-1

はぁはぁと呼吸を繰り返す姉を見ながら、怒鳴ることによって怒りを発散させた真耶は、つまらなさそうに問う。
「今の、どこを擦り付けてたの?」
「あ…その…クリトリス…」
かがむと、陰毛を軽く引っ張って弄んだ。男性器がないのは確かだが、毛に覆われて、そこがどうなっているのかはよく見えない。
「これ…邪魔だなぁ…」
独り言のように言うと、思い付いたように立ち上がり、戸棚からシェーバーを取り出した。
「きれいにしてあげるから、股を広げて座って」
にっこりと微笑む。
沙耶は何か言いたげに口をぱくぱくさせたが、すぐに言われた通りにした。浴槽の縁に座り、大きく足を開く。真耶がしゃがむと、秘部の目の前に顔がきた。
真耶は手早く石けんを泡立て、泡をそこに塗りたくる。シェーバーの刃を当てた。
「動かないでね」
ぞり、と音がして、Vゾーンの端が剃り落とされる。ぞり、ぞり、と、まずは面積があり、比較的平らな面がきれいになった。
「もっと広げて。手で引っ張るようにして」
続いて、足の付け根。徐々に、大陰唇の際へと向かう。
「ん…ふぅ…」
他人に刃を当てられる緊張と、きわどいところをなぞられる微かな快感に、沙耶は甘い吐息を漏らす。
真耶は何度かお湯を掛けて流してはまた泡を付け、という作業を丹念に繰り返し、割れ目の内部まで刃でなぞった。
軽く溜息をつくと、一度身体を離す。
「四つん這いになって、お尻を突き出して」
「は…はい…」
沙耶は素直に床に膝をつき、四つん這いになるとお尻を真耶に向ける。が、すぐに気付き、肩と頬まで床につけると、さらにお尻を高く掲げ、自分の手で広げた。
「見えます、か…?」
「あら、よく気がつくこと。おかげでお尻の穴が、よぉく見えるわ」
真耶がにっこり笑って褒め、お尻を撫でると、沙耶も身体を震わせ、嬉しそうに微笑んだ。
再び石けんの泡を塗り、ショリショリと、お尻の周囲を剃っていく。
「ん…んん…」
お尻の穴と秘部の間、蟻の門渡りと呼ばれる箇所をシェーバーでなぞると、沙耶の秘部がひくつくのがわかった。
「くすぐったいの?ふふっ…動かないでね」
時折指先でそこを撫でながら、時間を掛けて剃り上げた。
お湯を掛けて泡と毛を流すと、子供のように無毛になったそこが剥き出しになった。
「でーきた。これでよく見えるわ」
四つん這いにさせたまま、お尻から秘裂へと何度も指を這わせながら、そこをしばらく観察する。
「はふ…はふ…はぁ…」
弱い刺激は焦らされるようで、かえって興奮が増す。
「真耶ぁ…」
甘えるように、呼びかけた。
「なぁに?姉さま」
真耶は、素知らぬ顔でなぞり続ける。
「んっ…そこ…」
「そこ?どこのことかしら?」
沙耶の顔が赤く染まる。
「あの…その……気持ちいい、とこ…」
「姉さまと私とじゃ、身体が違うからわからないわ」
クリトリスを指で弾く。
「ひあっ…あ…お、おま…おま、んこ…」
清純だと思っていた姉の口から、こんな単語が出てくるとは。自分で言わせたものの、苛立ってしまう。これが『女性型』というものなのだろうか。
「それが、なぁに?」
「触って…」
潤んだ目で見つめられ、さらに苛立つ。
「それが主人に対する言い方?」
お尻を叩いた。
「きゃっ!…ご、ごめんなさい。そ、その…おま、んこ、が…また…疼いて…真耶の…おちんちん…欲しい、の…ください。真耶の、おちんちん、私の、おまんこに、ください…」
つかえながらも言い切る。
頬を上気させ、腰を揺らしながらねだる姉の姿にやはり失望しながらも、同時に興奮も蘇る。
「そうね…じゃあ、まずはしゃぶってもらおうかしら」


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