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デリシャス・フィア
【その他 官能小説】

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-4

 なかなか優秀な反応を見せるものだなと、男はふくみ笑いをして、目障りなブラジャーを一気にずり上げる。

 予想通りの白い肌が見事な体型をつくっていた。
 ローターをそこへ持っていく。

「うん、むん、ううっ……」

 乳房の外から円を描きながら中心へ向かわせて、そこに命中させてやる。

「ああっ」

 そのとき、優子にしか見えない景色が瞼に浮かんだ。
 両脚をしょんぼりと折りたたんで、結露が下半身を濡らしているような感覚に堕ちていった。

「逝ったのか?」

 ようやく男がしゃべった。

 優子は弱々しい首の動きで否定する。

「それなら確かめてやる」

 男は優子の腰からショートパンツを脱がして、タイツを抜き、ショーツのデザインを視線で舐めた。

 おそらくリボンの裏側に恥毛があり、その下のシームの幅とおなじサイズで陰唇があるのだろう。
 クリトリスは、ここだ──。

 男の指先に確かな感触があった。
 推測した通りの場所に肉の芽があり、そこをかるく押してやる。

「ああ、だめ、いや……」

 濡れたショーツが湯気をたてている。

「おなじ媚薬を俺も飲んでいる」

 男はズボンを脱いだ。ボクサーブリーフの前が尖っているのを目視する。ふと可笑しくなった。

 さらに下着を脱ぎ捨てると、成長したペニスがあらわれた。
 それこそが男の最大の武器であり、コンプレックスでもあった。

 優子からは見えない存在が、彼女の口を犯していく。
 じゅぱっ、じゅぱっ、と飛び散る音が倉庫内に響いていた。
 優子の頬が妖しくふくらむのが見える。

 男の足が優子のショーツを器用に脱がせて、投げ捨てる。
 膝を立ててフェラチオをする優子の局部は見えないが、そこから溢れる蜜の糸は確認できた。

 調教台の座面が水びたしになっている。

 優子のテクニックが優れているのか、それとも媚薬との相性がいいのか、男は数回腰を振っただけで、あっという間に射精してしまった。
 優子は口の中の液体をすべて飲み込んだ。

「けほ、けほ……」

 生臭さにむせながらも、優子は精液の味に快感をおぼえていた。
 膣が疼いて仕方がないのだ。


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