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『桃子記念日』
【痴漢/痴女 官能小説】

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『桃子記念日』-28

「あ、あぁ、ああぁあぁ……」
 桃子の膝が、ガクガクと震える。今、二の足で立っている状態なので、壁や机に手をついて体を支えることが出来ず、油断をするとすぐにでも崩れ落ちてしまいそうだった。
「立ってしているからかな、桃子の“マ×コ”は締りがいい」
「はふぅっ!!」

 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ…

「ンひっ、あ、あふっ、あふぁあぁっ!」
 斜め後ろから突き上げられるままに、桃子の身体が揺れる。宗佑の左手が、腰の辺りに添えられているが、それだけでは、いつ、桃子の身体が地面に倒れてしまうか、わからないところではあった。
「がんばれよ、桃子」

 ぐちゅぐちゅっ、ぐちゅっ……

「ひ、ひふっ、んふぅっ、あっ、あぅぁあぁっ!」
 桃子は両手を膝に当て、踏ん張りをしっかりすることで、何とか立ち続けた。しかし、踏ん張ることで逆に下半身に力が篭もり、それは同時に括約筋にも影響を与え、宗佑の言う“マ×コの締まり”だけでなく“ケツ穴の締まり”も非常に良いものにしていた。
「ふふ……」

 ぐりぐりぐりっ……

「!!!」
 “肛門(ア*ス)”に入れられた親指を、何度も捻られて、桃子は声にならない声を挙げた。
「すごいな、桃子のケツ穴が、俺の指を食いちぎりそうだ」
「あ、ぅ……ひぃ……ふぅ……」
「さっき、ウ×チしてなかったら、ケツ穴きばりすぎて、洩らすところだったんじゃないか?」
 それぐらい、“直腸”には力が篭もっていた。
「家に帰ったら、同じ格好で、ケツ穴をたっぷり犯してやるからな」
「ひぐっ、ひっ、ひぅぅううぅぅぅっっ!!」
 親指を埋められるところまで埋め込みながら、止めていた腰の律動を、宗佑は再開していた。

 ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ……

「おふぅっ、う、ううぅっ、あうっ、うぅんふぅううぅっ!!」
 奥深くを貫き穿つ、大きなグラインドが、桃子を激しくよがらせている。小刻みに痙攣するその両膝は、時折大きく沈みそうになり、その度に、宗佑の腰の突き上げが激しくなって、それに励まされるように、桃子は立ち続けていた。
「桃子っ、最高だ……桃子は、俺にとって、最高無二の女だっ……!」
 いつしか宗佑も、あまりに締まりの良い“マ×コ”の中に、夢中になっていた。
「誰にも……誰にも、渡さない……俺の……俺だけの、女だっ……!」
「あ、あふぅっ、お、おにい、ちゃぁん……!!」
 腰を突き上げられながら、激しい感情に揺さぶられる桃子。自分のことを、強烈に求め続ける宗佑の想いを、つながっている場所に受け止めて、桃子はひたすら、快楽に溺れ続けていた。
「ケツも、口も、マ×コも、全部、俺だけのものだっ……!!」
「う、うんっ、も、ももこ、ぜんぶ、おにいちゃんのだよぉおおぉぉっ!!」
 だから、どんな形であろうとも、その全てが“愛”になるのだ。
 今から桃子に着てもらう、ウェディング・ドレスを目の前に、立ったままで獣のように交わる二人は、その姿がたとえ異様なものであろうとも、確かな愛情の上に成り立っていることに間違いはなかった。
「も、桃子、だすぞ……! 桃子の中に、たっぷりと出すからな……!」
「き、きてっ、ももこの、マ×コのなか、いっぱい、おにいちゃんのだしてぇっ……」
「孕んでくれ、桃子っ! 俺の、こどもを、孕んでくれよっ……!!」
「う、うんっ、ももこ、おにいちゃんの、あかちゃん、ほしい……!!」
 残念ながら、桃子はまだピルの影響下にあるので、排卵は休止状態である。だが、今日この日をもって、その服用は打ち止めになるだろうから、それほど時間を置かずに、従兄の子供を身篭ることだろう。
 それぐらい、濃密で猛烈で淫猥な交わりを、二人はこれからも重ねていくだろうから…。
「も、ももこおおぉぉぉっ!!」
「あ、あぅっ、あっ、お、おにいちゃあぁああぁぁあぁん!!」
 繋がっている部分に、凄まじい熱量が発生した。この日、三度目とは思えないほどに、大量かつ密度の濃い精が放たれて、桃子の中に注がれていく。
「あ、あぅっ、あふ、あつ、い……おにいちゃんの、あついよぉ……」
「桃子……桃子……」
 胎内に収まりきらず、桃子の中に突き刺さっている宗佑の“業茎”の脇から、白濁したものが零れ落ちてくる。


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