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『桃子記念日』
【痴漢/痴女 官能小説】

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『桃子記念日』-27

「顔が、どろどろだよぉ……」
 “泥パック”とは、また違った感触である。
「ふぅ……」
 一方宗佑は、桃子の顔に向けて存分に“顔射”ができたことで、相当の満足を得ていたようだ。
「おにいちゃん、桃子の顔に、かけたかったの……?」
「ああ。俺の出したもので、顔を汚している桃子が見たかったんだ」
「うわぁ、変態だよ……」
「路上で“おいぬさん”になった、桃子と同じさ」
「………」
 “露出プレイごっこ”の度が過ぎて、正気を失い“おいぬさん”になってしまった時のことを思い出して、桃子は、白濁したものが覆うその顔を、赤く染めた。
「さて……」
 宗佑のイチモツは、桃子に“顔射”をしてもなお、その怒張に緩みは見えなかった。
「桃子、こっちに尻を向けるんだ」
「え、あ、うん……」
 顔を拭う間もなく、言われるまま桃子は背を向けて、少しお尻を突き出す体勢をとる。くどいようだが、丈の短いスカートの下は何も穿いていないので、宗佑がスカートの裾に手をかけて、それを少し上にずらすだけで、桃子の下半身はむき出しになった状態を目の前に晒した
「また、“マ×コ”から汁が垂れてるな」
「し、“汁”っていわないでよぉ……」
 “蜜”とか“愛液”とか、割合上品な言葉に聞こえるが、“汁”と言うと、少しばかり品がないように思える。自分の身体が淫乱であることを、いたずらに煽ってくるような気がしないでもない。
「本当は、ケツの孔に入れたいところだが……」
「ひっ……!」
 宗佑の親指の腹が、桃子の“肛門(ア*ス)”に押し当てられ、ぐにぐに、とその表面を嬲り弄くった。
「桃子は、さっき、ウ×チしたばかりだからな」
「う……そ、そうだけどぉ……」
 “おいぬさん”になってしまって、大も小も路上に垂れ流したあと、ケツの表面の後始末をしたとはいえ、その中に至るまでは、完璧に綺麗には出来ていない。
「コンビニでゴムを買っておかなかったのは、失敗だった」
「んひっ、ゆ、ゆびがっ……!」
 言葉とは裏腹に、宗佑は親指の先を、桃子の“肛門(ア*ス)”に突きたて、そのまま中に埋め込んだ。
「中が湿ってるな……」
「ひゃっ、ん、んひっ、ぅ……!」
 ぐにゅ、ぐにゅ、と、親指が蠢いて、桃子の“肛門(ア*ス)”を責め立てる。
「十分に馴染んでいるみたいだが、やっぱりゴムがないから、ケツは帰ってからたっぷりいじめてやる。今は、指で堪忍してくれ」
「ひゃい………」
 指で責められただけなのに、桃子は虚ろな表情で口の端から涎を垂らしていた。ちなみに、“尻の操”も、大学の女子寮に入る前夜に宗佑に捧げており、これをもって桃子は、“コンプリート”達成者のひとりとなった。
 宗佑は、桃子の“尻の穴”を責めるときは、必ずゴムをつけている。いくら“浣腸”によって桃子の腸内を綺麗にしたとはいっても、雑菌の満ちた場所であることに変わりはなく、互いの体をいとおしむのならば、“肛門性交(ア*ル・セックス)”において、ゴムの使用は絶対である。
 しかも今は、“浣腸”をしていないばかりか、“排便”をして間もない状態ですらある。桃子の直腸・結腸は、相当の雑菌が満ちているであろうし、その中に剥き身の性器を出し入れすることは、健康上、忌避すべきところであった。
「そのかわり、こっちにたっぷり、出してやるぞ……」
「あ、ふぅ……ん……んっ、んんんっ!!」

 ずぶずぶずぶ、ずにゅるっ……

「はぅっ!!」
 宗佑の“業茎”が、ゆっくりと桃子の胎内に収まって、ひとつ思い切り突き上げを食らって、桃子の背中が大きく反った。


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