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爛熟女子寮3−2
【学園物 官能小説】

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爛熟女子寮3−2-3

 抱き合ってキスをしながら、今度は美和子が上になった。
「オーラル、抵抗ある?」
私は首を横に振って、ちょっと震えがきた。
(舐めるんだ…)
そう思ったら胸が苦しくなった。
 美和子はまず、両手で私の乳房を包むように中央に寄せると、揉みあげながら乳首を口に含んだ。
「あ、あ…」たまらず胸を迫り上げて美和子の頭を抱えた。舌と唇の加減が絶妙で、すべすべのシルクに被われたような、えもいわれぬ感触が快感を生んで広がっていく。完全に泉が溢れた。
 唇は左右の乳首を交互に愛撫して、時には舌先で弾いたり、舌面を押し付けてきたりした。私の足は無意識に美和子を挟みつけていた。
「感じる?」
「はい…とっても…」
答えるのもやっと…。
「濡れた?」
「…すごく…」
「あたしもよ…」
会話を交わしているだけでつぎつぎ絞り出されてくる。
「二人でしましょう」
美和子が向きを変えてお尻を見せたことで『69』だと分かった。初めての経験である。どきどきする間もなく私の顔を跨いで真っ黒な繁みが迫り、腰を落とすとぱっくりと扉が開いた。
(すごい!)
ぐっしょり濡れた秘口。
「あ!」
じっくり見る前に美和子の舌が私の秘核を捉えた。
「ああ!」
きらきらときらめく快感。
「ああ!だめ!感じる!」
「声を小さくして」
言われてぐっと噛み殺す。
 それにしてもその気持ちよさときたら、神経が麻痺してしまいそう。まるで糸のように細くて、しかも鋭利な『快感のファイバー』が性中枢を貫き、先端が脳にまで突き刺さったイメージである。あまりのことに私は怖くなった。
 体を沈めてきた美和子の女陰が鼻先に迫っていた。割れた内部は泡立った蜜が満ち溢れて周囲の陰毛はべっとり濡れて土手に張り付いている。
(69だ…)
自分の役割をすっかり忘れていた。
 充血した様相のクリトリスは珠玉の光沢を放っている。そこをめがけて舌を伸ばし、ちろちろっと弾いた。
「くっ…」
美和子の体が強張って、キュッと肛門が縮んだ。いったん収縮した陰部はすぐに粘着音とともに割れ、私の顔にかぶさってきた。
「うう…」
美和子の苦悶の声。やさしくも濃厚で甘美なせめぎ合いが始まった。
 それからのことはよく憶えていない。ただひたすらに舌を襞の中へ中へと埋め込んでいた気がする。そしてとめどなく滲み出てくる淫液を舐め続けた。舐め合うことは愛し合うこと、感じ合うことだった。
 美和子は私の太ももを抱え、私は彼女のお尻に腕を回して互いに制御の利かなくなった体を支え合った。
 知らないうちに何度か体勢が入れ替わったらしく、声を押し殺して果てた時には私が上になっていた。
「イク」
ほぼ同時に美和子の性器が収斂して痙攣が起こった。声を上げまいと私の割れ目に口を押し付けて低く唸るものだから、その響きが伝わって私はふたたび山を越えた。
「うう…」
「あうう…」
呼応するような二人の呻き。……
 あんな虚脱状態になったことはない。美和子の上にのったままだからどかなければならないと思うのに、すぐには動けない。力が抜けただけではなかった。体の中で遠雷のように微かな快感がいつまでも続いている。その心地よさをどう言い表わしたらいいかわからない。
 しばらくしてようやく起き上った私に、美和子の手が伸びてきて包むように抱かれた。そして胸を合わせてキス。…淫臭がほんのり漂った。
「志乃…二人だけの…いいわね」
「はい…美和子さん」
ブラジャーを着けていると美和子がホックを留めてくれた。視線を背中に感じてとても心が熱かった。


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