投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

爛熟女子寮3−2
【学園物 官能小説】

爛熟女子寮3−2の最初へ 爛熟女子寮3−2 0 爛熟女子寮3−2 2 爛熟女子寮3−2の最後へ

爛熟女子寮3−2-1

 不思議なひとときだった。催眠術にかかっていたのではないかと本気で考えた。
(どうしてあんな風になったんだろう…)
部屋に戻っても体には浮ついた感覚が残っていて、花園には蜜が満ちている。粘膜が熱をもっていて、疼く。…でも、触れたい気持ちを抑えていた。 
「あとで、部屋に来て…」
お風呂を出て廊下を歩いていたら小さな声で下條さんが言った。誘われたのである。
(何があるの?)
お風呂であんなになった後の耳元の囁き。想像はつくけれど、あえて自身に問いかけて想いを煽った。なぜ私たち4人が酔いしれてしまったのか。
 女同士だから…。私はそう考えた。これまで女性の体と全裸で触れ合った経験はない。ほかのみんなだってそうだろう。それがそもそも新鮮で刺激的だったのだ。そして、同性ということで無意識に自分に置き換えていたように思う。感情移入という言葉があるが、この場合は体感移入とでもいったらいいか、つまり、女として互いに感覚が分かるのだ。こうされたら自分はどう感じるか、ああ、ここはこうしたら気持ちいいはず、痺れるはず。相手にほどこすことでそれが伝わってくる。想像することで感じてしまうのである。それに何と言っても滑らかな柔肌はいい。男の肌とはまるでちがう。
 他の子はどう思ったのか訊く機会はなかったが、私はそう思っていた。
 美和子との約束の時間がきて部屋を出ようとすると、ノックともいえない微かな音がした。
(誰か外にいる…)
ドアに近づいて耳をそばだてると軽い咳ばらいがした。ちょっと鼻にかかった声。
(玲奈だ…)
「三田さん?」
「ええ…」
ドアを開けると玲奈が上目がちで微笑んでいた。
「ちょっとお話しないかなって思って」
「そう…でも…」
「勉強?」
「ちがうの。下條さんに呼ばれてるの」
玲奈の笑みが消えて目の動きが落ち着かなくなった。
「そう。じゃあ、だめね…」
「いいよ。何の用事か知らないけど、そんなに時間はかからないと思うから」
私がそう言ったのは玲奈に何か訴えるものを感じたからだった。ふつうなら明日にでもって言うところだが、なんだか可哀想な気がした。
「よかったら私の部屋で待ってて」
「いいの?」
玲奈が見せたあどけない笑顔に私もつられて笑った。
 後で呼びに行けばいいものだが、なぜか急に愛おしさが込み上げてきた。彼女を部屋に閉じ込めておきたい。そんな想いが起こったのである。可愛いとは思っていたけれど、思いがけない感情だった。
「クッキーあるから食べてていいよ」
玲奈は嬉しそうに、
「あたし、ジュース持ってくる」
小走りに部屋に戻っていった。


 下條さんの肌は掌が吸いつきそうなほど肌理が細かい。
「しっとりしてますね。すごくきれい」
「ありがとう。嬉しいわ」
うつ伏せになっている美和子はショーツ一枚の裸である。
 部屋に入ってとりとめのない話をしていたら美和子が柔らかに微笑んで言った。
「佐伯さん、ボディローション、塗ってくれる?」
ごく自然な物言いであった。
「はい」
私は素直に了承した。
「これね…」
ローションの瓶を渡されて匂いを嗅ぐと桃の香りに似ていた。
 ジャージを脱ぐとブラジャーを着けていない。風呂場で見たばかりなのに改めて目を見張った。まろび出た豊満な乳房。湯の香りがまだほんのり残っていて体は桜色に染まっている。美和子はためらいもなく下のジャージも脱いだ。肌の色に合わせたような淡いピンク色のショーツが、ともすれば肌に溶け込んで全裸のようにも見える。
「それじゃ、お願い」
ベッドにバスタオルを敷くとそのままうつ伏せになった。たおやかな身のこなしである。
「量は少なめでいいわ」
彼女の裸身を見下ろしながら、私はまた疼き始めていた。
「先輩のお肌ってすべすべですね。毎日お手入れしてるからですか?」
背中から腰のくびれに向かって手を這わせながら、私は性感を刺激しているつもりでローションをのばしていった。手の動きに応じてときおり美和子の体がぴくっと反応する。
「あなたの方がよっぽどきれい。あたしはもう曲がり角よ」
「いえ、すごくきれいです。大人の美しさ」
「ふふ、お世辞でも嬉しいわ」
「ほんとうです。すてき…」
話しながら気分が昂揚してきた。下條さんも体の微妙な動きや、横顔に一瞬よぎる表情から、明らかに『感じて』いるようである。脇腹に指を当てて軽く押すと吐息のような声を洩らした。
 繰り返しているうちにお尻や内股にも触りたくなってきた。
「先輩、ショーツ、取ってもいいですか?」
思いきって言ってみた。美和子は少し間を置いてから、。
「いいわよ…」
うつ伏せの姿勢のままお尻だけを上げた。私に脱がせてということらしい。
 大きくふっくらしたお尻。現われた肉塊はたぷたぷである。撫でまわすと様々に形が変わる。左右に押し開くと谷底にイソギンチャクみたいな蕾が見えた。浅黒くてくすんだ色でかしこまっている。決してきれいではないが、見るのは初めてだからちょっと昂奮だった。
 すぐ下に割れ目が続く。脚を閉じているので大陰唇の膨らみに挟まれて内部は見えない。あくまでもローションを塗っているのだからまじまじと覗くわけにはいかない。でも、開いていなくても合わせ目が濡れているのは分かった。それを見て私はさらにじわっとなった。
(また体感移入…)
いま触ったらきっとびりっとくるにちがいない。想像が気持ちを掻き立てる。
 ローションを伸ばしながら、私は秘部を狙っていた。故意と悟られないようにうっかり触れてしまうようにする。愛液が滲み出ている割れ目に触れてみたかった。


爛熟女子寮3−2の最初へ 爛熟女子寮3−2 0 爛熟女子寮3−2 2 爛熟女子寮3−2の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前