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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館の花達〜双女花・返り咲き〜-4

『ハイネルシスが、私のものである証です。』
ニコリと二人で微笑み合い、再び熱烈なキスを始めた。
そして、ハイネルシスの手がするりとクリスの下腹部に伸び、敏感な突起をそっと指先で叩いた。
『うぅん………』
指は止まらず、割れ目をなぞり、分泌されだした愛液を絡めてクリスの蜜壺に侵入した。
『あっ………あぅぅ………』
クチュ………クチュ………
クリスは快感の声を上げるのを耐えているようだ。 しかし、声を耐えるほど蜜壺からは愛液が溢れ、それを絡めるハイネルシスの指の音が大きくなっていく。
ジュプ……ジュプ……グプッ……
ハイネルシスはクリスの秘所を間近で見れるようにずれて、自分の指に絡み付く様子を見ていた。
『やっ……よして、ハイネルシス………そんなとこ見ないで………』
だが、見るだけではすまないだろう。 いつもゼロにやられているので、ハイネルシスが何をするのかわかっていた。
―――ペロッ
『アアッ!』
一際高い声がクリスの口から漏れた。
ハイネルシスの舌はまだ、指に絡み付くヒダの端を舐めただけだと言うのに。
『い、嫌! ハイネルシス、び、病気になりますわよ! そんな汚いとこ………』
だが、ハイネルシスは指を抜き、蜜壺の入口辺りを丹念に舐め回し始めた。
『……どこが汚いのですか? 姫。 私が舐めて綺麗に致します。』
割れ目の下から上まで舐めあげ、ふと全体を口に含む。
ズュル、ズュルルル――
『ハァァァァ!!』
クリスが体をくねらせる。 激しい吸引で快感の嵐に襲われているのだろう。
『ハイネル……シスぅ………』
クリスは両手をハイネルシスの頭に乗せている。 だが、引き剥がそうとはしていない。 むしろ、押し付けているように見える。
ジュク……ピチャピチャ………
『アアぁっ、やんっ、イイの………ハイネルシスぅ!!』
ハイネルシスの舌が蜜壺の中まで十分に制覇してから。 ヌプリと舌が抜かれた。
『ハイネルシス………ほ、欲しい………わ………』
『私もです、姫………』
ハイネルシスが男根を出し、クリスの愛液を絡めて入口に狙いを定めて………………

(って!! わたしゃあ、いつまで見てるんじゃあ!!)
心の中で変な口調になりながら ガバァ!! とドアの隙間から目を離す。
自分でもわかるくらい鼓動が早くて、頬が熱い……
『んぁ!! ………熱いの! ハイネルシスが、中で熱いのぉ!』
扉の隙間からクリスの嬌声が聞こえて、私は恥ずかしさから逃れるため、その場から離れ、部屋に戻った。
『はぁ………はぁ………』
自室に入りドアを閉めて、寄りかかる。
(クリスとハイネルシスってああいう関係だったんだぁ………)
気持ちが落ち着くとベットに歩いて行き、ベットに寝た。
結局見つけることは出来ず、空のままのゼロのベットを見つめる。
(………ゼロ………どこに居るの………?)
今夜はとても切なかった。 クリス達の行為を見てしまったせいか、下半身がうずくのだ。
明日こそ、必ず仲直りする、とスーは誓った。


………エッチもしよ………
追加した。


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