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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第7話-22

「あんっ……」
 体勢の逆転により、桜子を真下に見る大和。
「今度は、僕の番だよ」
 言うや大和は、桜子の膝に手をかけると、それをゆっくりと割り開いた。
「あ、あっ……」
 自然、足の付け根の奥にある秘貝の剥き身は、その全貌を大和の眼下に晒すことになる。
「桜子のここ、可愛いね」
 桜子の陰唇は真っ赤に熟れて、溢れる潮蜜で濡れ光っていた。ある意味ではグロテスクといえなくもないのだが、大和の目にはそれが愛らしいものとして映りこんでいた。
「ぴくぴくしてる」
「や、やだぁ……見ないでよ……」
「だって、見ないと、さ」
 その剥き身の中心に、ゴムに覆われている宝刀の先端を押し当てる。
「桜子の中に、うまく入れないから…」
「あっ」
 と、桜子が軽く息を呑む間もなく、

 ずぬりっ…

「あ、あっ……ああぁあぁぁんっ!!」
 と、大和は、己の宝刀の全身を、彼にとっての唯一にして、特別な設えである“鞘”の中へ収めていた。
「熱い……桜子の中……すごく……」
「はぁっ、はぁっ、はぁぅ……」
 奥深くを貫いてから、しばらくはそのまま時を過ごす。桜子の熱気を直接浴びながら、大和は一週間ぶりになるその感触を、まずはじっくり愉しんだ。
「入ってる……お、おち×ぽ、入ってるよぉ……」
 桜子の口から、卑猥な言葉が漏れ出た。一度口にしてしまったから、興奮が過ぎたこともあって、歯止めが利かなくなったのだろう。
「おねがい……もっと……もっと、動いてよぉ……」
 腰がぐねぐねと蠢く。中に入ったものの、勿体つけたように焦らす大和を非難しているかのようだ。
「こんなんじゃ、ぜんぜん、足りないよぉ……」
「ああ、ごめんよ」
 お互いに気持ちよくなることが、行為の本願なのだ。
「動くよ、桜子」
「うん……」
 大和は腰を少し引き…、
「んっ……んぁっ……」

 ずんっ…

「あぁんっ!」
 と、桜子の胎内を一突きした。
「あんっ、ああぁっ!」
 間髪をいれずに、もう一突き。
「んくぅっ、あぅっ、んんんっ!」
 突き、突き、突き。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
 柔らかい桜子の膣内を“鞘”に見立てながら、大和は“宝刀”による突きの鞘走りを何度も繰り返した。
「桜子の、ここ……グチョグチョいってるよ……」
「や、やだぁ……そんなこと、いわないでぇ……」

 ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ、ぐっちゅ。

「あっ、あっ、あっ、んあっ、あぅっ、ああっ!」
 鞘走りの度に、交わった部分が卑猥な水音を立てる。それに合わせて零れる桜子の艶めいた声が、大和の興奮を攪拌し、さらに泡立たせた。


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