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僕のハーレム生活
【コメディ 官能小説】

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ハーレム生活の開始-8

「や、あぁん……」
 強く抱きしめ、もっと強く香水の匂いを嗅がせる。
「顔が赤くなってますよ。熱でもあるんじゃないんですか?」
「は――、あっ」
 デコに手をピトっと当てて熱を測る。確かに彼女のデコは熱を持っているが、決して風
邪を引いているわけではない。ただ単純に魔法のモテ香水の力が効いてきているだけだ。
「大丈夫ですか? 何処か休める場所に移動しますか?」
 偽善ぶって彼女を心配した振りをする。このまま何処かホテルにでも移動出来たら速、
エッチをして僕のハーレム第二号に指名するだろう。
「だ、大丈夫……で、す」
「全然大丈夫そうには見えませんよ? ほら、こんなにも――」
「あんっ!」
 撫でるように彼女の足を触る。彼女の足に触れると、ビクッと身体が跳ねる。
「やっぱり大丈夫じゃないですよ」
 大胆に責めていく僕。昨日まで童貞だったとは思えないほどの強気だ。やっぱり童貞を
卒業すると世界が変わるというのは本当のことだったんだね。
 今までの僕からは考えられないほどの強気っぷりだ。これなら彼女も簡単に落ちるだろう。
 仮に落ちなくても、この魔法のモテ香水からは逃れられないんだけどね。
「僕……あなたのこと、好きですよ」
 甘く優しく囁く。
「わ、私……私……っ」
 撫でり撫でり――彼女が穿いているパンストのザラザラとした感触が妙に気持ちいい。
「僕とエッチ、しませんか?」
「……はい」
 これで彼女は完全に落ちた。後はエッチをして彼女を僕のハーレム要員としての印を残すだけだ。
「じゃ、行きましょうか」
「はい……」
 肩を抱き寄せホテルへと向かって歩き出す。OLとのエッチ、実に楽しみだなぁ。
「そういえばまだ名前を教えてもらっていませんでしたね。僕は佐藤悠樹です」
「私……聡子……木村聡子です」
「聡子さんですね。よろしくお願いします」
 これから僕のハーレム要員として、お願いしますね。 

「ここがホテル……」
 初めて入ったラブホテル。魔法のモテ香水の力がなければ永遠に入ることがなかったで
あろう施設。その施設に僕は今足を踏み入れたんだね!
 どんな物があるかなどはネットとかの知識で知ってはいたが、改めて見てみると本当に
色々な物が置いてある。
 テレビからゲーム、冷蔵庫や様々な衣装。そしてアダルトグッズや大きなベッド。
 あぁ、本当に僕はラブホテルに入っているんだね。
「き、緊張しますね……」
 聡子さんが不安そうに僕の服を掴む。恐らく彼女もラブホテルに入るのは初めてなのだろう。
 その緊張の仕方から、そんな風に感じた。
 いくら魔法のモテ香水でエッチな気分になり、僕に好意を寄せているとはいえ、緊張す
るものは緊張するし、不安な気持ちも消えたりはしないようだ。
 これは慎重に行動して、聡子さんを傷つけないようにしなければいけないね。ハーレム
要員とはいえ、女の子は出来るだけ優しく扱いたいからね。
「まずは何か違うことをしてみますか?」
 せっかく色々な物があるんだし、すぐにエッチを始めるんじゃなくて違うことをしてみ
るのも悪くはないかな。
「……だ、だったら……」
 聡子さんが恥ずかしそうにある物を指差した。
「そ、それは……!?」
 聡子さんが指差した物。それはラブホテルに用意されているアダルトグッズの一つだった。
「あ、あの……私、そういうの、使ったことがなくて……それで、えっと――」
 恥ずかしそうに、だけど興味津々といった感じでアダルトグッズを使いたいという聡子さん。
「い、いいんですか?」
 僕もそういう道具を使ったことはないし、出来ることなら使ってみたいとは思っていた。
 そして、そのチャンスが今こうして目の前に――
「お、お願いします……あれを使ってください」
 互いの意見が一致し、アダルトグッズを購入する。さて、まずは最初ということもあっ
てローターを買ってみたんだけど……
 こ、これを聡子さんの色々な所に当てるんだよね?
 使用法の知識はあるけど、使ったことはないから緊張をする。これを当てることにより、
聡子さんはどんな反応をするのか、どんな風に淫れるのか。実に楽しみである。
「じゃあ、いきますよ」
「は、はい……っ」
 ぎゅっと、目を瞑り今から訪れるであろう刺激に耐えようとしている。聡子さんのこう
いう姿を見ていると、なんだか苛めたくなるな。
 僕はわざと焦らすようにローターを当てずに聡子さんを見つめていた。
「……………………えっと」
 いつまで経っても何も起きないことを不安に感じ、目を開けて状況を確認しようとしている。
 その瞬間を狙って一気にローターを聡子さんの乳首の部分に当てる。
「んぁ――っ、はんっ!?」
 気を抜いた瞬間にローターを当てられ、変な声が出た聡子さん。
「可愛い反応ですね」
「そ、そんなっ! そんなこと……ない、んんぅ」
 反論しようとする聡子さんを黙らせるために強めにローターを胸に当てる。
「ひゃ、や……ぁっ、服の上からなのに……ちょっと当てられただけなのにぃ……」
 予想外の気持ちよさに動揺している様子の聡子さん。その表情はとても可愛らしくて、
もっと見てみたい。そんな風に思った。
「もっと色々なところに当てますよ」
 胸だけではなく色々な所――首、肩、わき腹……そしてどんどん下へと下がっていき、
太ももに当てていく。
「ん、んぅ……ふや、あん……っ!」
 何処に当てても新鮮な反応が得られる。でも僕の本命はそこではない。一番反応を見て
みたい場所――そこを目指してローターを動かしていく。
「ゆ、悠樹さん――っ!? そ、そこは――」
「逃がしませんよ。ちゃんとここにも当てないといけませんからね」


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