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「新入社員歓迎会」
【OL/お姉さん 官能小説】

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「新入社員歓迎会」-8


「いや、いやっ!」
 美緒は足をバタバタさせて抵抗する。
「だれか、倉崎の足を押さえろ!」
 大河内が命令すると、美緒の両側にいた安西と間宮が、それぞれ美緒の片足を両手でつかんで、大きく開かせた。
「最初は…、やはり、課長…、ですよね…」
 安西が探るように大河内に確認した。美緒の処女を奪うチャンスをあきらめ切れない様子は、他の者も変わらない。しかし、課内の序列を重んじる大河内は、迷わず大きくうなづいた。せめて、酔った柴田の物が、役に立たなくなっていないかと期待したが、酩酊の中にあっても、剥き出しにされた一物は、隆々と天を突く勢いを見せている。
「いくろぅ…」
 柴田はそう言って、美緒に覆いかぶさると、勃起した肉棒を彼女の陰裂にあてがい、ぐっと腰を突き出した。美緒の美しい顔がギュッと歪む。
「いっ…、痛いっ!」
 しなやかな黒髪をぐしゃぐしゃに乱して、美緒は逃れるように床の上でずりあがった。無理矢理挿入されたことが、実際以上に痛みを感じさせるのだ。柴田はしゃっくりをしながら、その腰をグイッと引き戻す。
「ヒイッ…、痛いッ!」
 美緒が悲鳴をあげる。戻された拍子に陰茎が少し深く膣の中にめり込んだのだ。一瞬、ぷりっとした軽い抵抗感があった後、するっと入った感触に、柴田は処女を奪ったことを確信した。
「よおし…、い、いま…、処女膜をやぶったぞぉ…」
「うっ、ううっ…」
 美緒は嗚咽をこらえていた。固く閉じた目から涙がポロポロと流れ落ちる。そんな美緒の様子に関係なく、ピストン運動に入ろうとする柴田だったが、二、三度腰を動かしたところで、ぶるっと全身を震わせた。
「お、う、うぅ…」
 そのうめき声で、周りの男達は柴田がいきなり達してしまったことを悟った。やはり、相当酔っていたので、我慢が全くきかなかったのだろう。
(ちぇっ、つまらない、セックスしやがって…)
 安西が心の中で毒づいた。せっかく、まれにみる美人の処女喪失なのに、立ち小便でもするように用をたしてしまうとは、もったいないにも程がある。
 しかし、最も惨めな思いをしているのは、当の美緒である。
「愛する人と、素敵なリゾートホテルで…」といった、漠然と持っていたロストヴァージンのイメージは、これ以上ない無残な形で叩き壊されたのだ。
 ショックで声を上げることもできないでいる美緒の中に、今度は大河内が押し入って来た。
「気持ちいいぞ、倉崎の中は…。よく締まる」
 美緒は、あまりのショックに声もない。真っ白い歯をきつく噛みしめ、ただ頭をグラグラと動かすばかりだった。激痛と、口惜しさと、哀しみで、顔面はこれ以上は赤くならないほどに火照っている。大河内のゆっくりした往復運動につれ、その顔が床の上を行ったり来たりする。
 数人の後、いよいよ安西が思いを遂げる時が来た。
 美緒の首に左手をまわして抱え込み、右手でペニスを持って狙いを定めると、グッと腰を突き入れた。
「いや、いや…、あぁぁ…」
 美緒が悲しげな声をあげる。一人侵入するごとに、絶望の度合いが深くなっていく。
 対象的に、安西の方は有頂天だった。夢にまで見た女の体に、少しずつ、だが確実に自分の身体の一部が入り込んでいく感覚は、言うに言われぬ素晴らしさだ。
 柔肌の感触を楽しむように、安西は美緒の体を抱き締め、乳房を揉みこむ。
 顔をよく見たくて、右手で美緒のほつれた髪を梳いてみた。
少女のように可愛い顔立ちが嗚咽を堪えるように震えている。
閉じた睫に、涙が滴になってついていた。
 その可憐な様子は、安西を激しくかきたてた。こらえきれずに深突きをし、夢中で美緒を貫きはじめた。
「あっ、あっ、あっ、ああ…」
 美緒の喘ぎ声に合わせるように、安西の腰の動きが早くなった。獣のごとく荒い息を吐いては、激しく腰を前後させる。
「うっ…」
 短く呻いて、安西の下半身がブルッと震えた。次の瞬間、美緒の中に彼の精液がドクドクと注ぎ込まれる。


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