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溺れる爪痕
【ファンタジー 官能小説】

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凌辱-5

 間を置かず冷たい感覚が身体中に降りかかり、シウはビクンと肩を震わせた。

先程カガリが垂らした潤滑剤が再び身体を這い斜を描く胴体を流れ落ちていく。

「・・・・なん、・・やめろっ、放せよ・・!」

「洗浄剤だ、いちいち騒ぐんじゃねえよ」

只でさえ支えのない頭は重く、それを頭上から顎を掴まれてはシウには何も見えなくなる。

シュル、という衣擦れの音が耳元で聞こえたかと思った途端、身体に激しい衝撃が走った。

脳天を突く衝撃は全身を駆け巡るだけで、決して外へ逃げてはいかない。

「っな!?・・・・っぅああっ」

「いい反応です。あれだけ溺れたら水もたくさん飲んだんでしょう?カガリ、そっちお願いします」

びくびくと小刻みに腹筋が震え、リリスが下腹部を撫でる。

霰もなく晒された局部には棒状の細長いブラシが当てられ、アズールにも直接触れられることはなかった芯芽を包皮の真上から突く。

先端の丸い極細毛のブラシは高速で回転振動し、ジリジリと包皮を剥き上げようと芯芽をコリコリと押してくる。

突然襲いかかってきた下半身が切り取られるような爆発的な刺激。

噴き出した汗と潤滑剤を腹の上で混ぜ合わせたカガリの両手がにゅるりと乳房を捏ね回す。

「こうするとな、伝達が良くなるんだ。電気の」

「ひっ、あうっ」

パチンっと弾けた音にワンテンポ遅れてシウが驚きくぐもった悲鳴を漏らす。

乳首に押し付けられた冷たく固い金属。カガリが手にしたスイッチを操作すると、またパチンっと乳首が跳ねた。


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