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犬猿の仲
【ファンタジー 官能小説】

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狂宴-8

「よお、犬神様。人間と妖怪に犯される気分はどうだ?」

「んはっああっ良いっ!気持ち良いのぉっ…もっともっとぉんっ」

 口を離して狂ったように叫ぶ薫子の頭を今村が両手で掴む。

「離すなよ。くわえとけ雌犬」

 そう言った今村は薫子の口に男根をねじ込んだ。

「うぐぅっ」

 おお、マゾ女の扱いが上手いな、今村。

 乱暴に扱っている様に見えるが、傷がつかないように細心の注意を払っているし、責める言葉のチョイスが良い。
 薫子が『雌犬』に弱いのに直ぐに気付いた所は流石、普段からマゾ女を抱いているだけある。

「んっん゛ンンっ」

 今村に奉仕しながら腰を振る薫子……同時フィニッシュもいいが、薫子がイク時は俺だけを感じていて欲しい……なんて、ガラにもない事を思ってしまい今村が先にイクまで我慢する事にした。

 何?この独占欲?カッコ悪ぃ。

 俺が緩い動きを変えようとしないので、薫子はフェラに集中する事にしたらしい。

「うっ…ぁ……すっげ」

 吸い上げながら舌で巻き込むように扱く……きっとあの技だな……だって、今村の表情に余裕がねえもん。

「乾っ」

 堪らず今村は腰を動かし、薫子もそれに合わせて舌を使う。

「はっ…あぅっ乾、出っ」

 口に出して良いものか……今村の顔に一瞬迷いが生じたが、薫子が離れないのを見てそのまま口に出した。

「うっくぅ」

「んっんっんくっ」

 ドクドクと容赦無く注がれる白濁液を喉を鳴らして飲み込む様は、卑猥そのもの。

「くっはあっ」

 いつまでも吸い付いて離れない薫子を引き剥がし、今村は仰向けに倒れた。

「はあっ…はあっ……生気まで吸われるかと……思った」

 ぐったりと力尽きた今村は胸を上下させながら呼吸を整える。
 俺は喉の奥で笑ってから、薫子の背中に口づけた。

「ご褒美だ……たっぷり鳴きな」

 グッと腰を引いた俺は勢いをつけて薫子を突き上げる。

「んああっ!」

 薫子のポイントを狙って、そこだけを攻めてやると薫子は派手に矯声をあげた。
 フェラに集中できるようにと、胸への愛撫を止めていた加藤も再び薫子にしゃぶりつく。


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