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濡れた女達
【その他 官能小説】

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第1章-12


「そうですか・・」
「売れっ子ともなれば、それが100万近くにもなりますよ」
「まぁ・・」
「しかし、そんなに働かなくても、もっと楽で、沢山稼げるやり方もあります」
「あぁ、はい」

「何人も相手をしなくて良い、要するに中身です」
「そうなんですか」
「そう、コースがSMになれば更に稼げるというわけだ」
「SMコース・・ですか」
「そうです、貴女次第だが、貴女なら稼げますよ、100万、200万も夢じゃない、あはは・・」

朝井は、美しい美紗子を見て笑った、もう確信したのだろう。
美紗子が決心したことを。

「まあ、そんなに・・」


美紗子は、その金額を聞いて驚いた。

自分がパートで働いて、月に十二万円に比べて夢のようである。
しかし、その代償が大きいことも心の中では分かっていたが、
今ではその話を聞いては、元には戻れなかった。


「あの、2つあるコースと言いましたが、自分は?」
「そうですね、私は貴女の適性をまだ良く分かりません、これから調べましょうか?」
「あ、はい・・お願いします」

「では、少しお待ち下さい」

そう言って、近くにある電話で受付に電話をしていた。
しばらくして、受付の女がファイルの何冊かを持ってきて部屋を出た。

「これが、登録している女性の写真と紹介文です、
貴女の写真もここに入りますよ」

そこには始めに胸をはだけ服を着た顔写真立ったが、そう1冊のファイルを見て
美紗子はドキリとした。

こには裸の写真であり、色っぽいポーズを取ってあり、
更には股間を丸出しで露出している写真もある。


「こ、これは・・」
「ああ、この写真は特別会員用の写真ですよ、驚いたでしょう」
そう言って朝井は、美紗子の顔を覗き込むように見つめる。

「さあ、これで大体分かったと思いますが、貴女の写真を撮ります、良いですね」
「あぁ、はい・・」



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