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濡れた女達
【その他 官能小説】

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第1章-13


美紗子は雰囲気に圧倒されていた。

朝井は、ここで抱えている女の全てを掌握していた。
勿論、女達の家庭の事情や身体のことである。
こうして女は朝井に弱い所を握られていく。

もし、朝井の意に従わなければ、採用を取り消されるだけである。
そうなると、一度味わった快楽と高収入の道は絶たれるのだ。
だから余程のことがない限り女は辞めない。

辞める場合には、希望の金を得た女であり、それはそれで良いのだ。
そういう堅実な女が居ないわけではないが・・


しかし、人間は欲望の固まりであり、更にその欲望は広がるのだ。
いわゆる彼女達はセックス奴隷としての商品であり、彼の采配でどうにでもなる。

気に入った女なら、徹底的に仕込んで高価な商品に磨き、
客に売るということになる。
それは、初めての女は当然に経験がない女が殆どである。

もし、経験のある女の場合には採用はしない。
その理由は、女達には朝井が自分流のやり方で仕込むからである。

当然、その教育は男を喜ばせるテクニックで、彼がそれを身体を張って指導するのだ。
朝井は、採用時にはたっぷりと教育と称して女と交わり、
1週間ほど女と接し、テクニックを教えながら、セックスの贅を尽くし
弄ぶのである。彼の凄まじいテクニックで女達は歓喜する。

コースには、ヘルスとSMがあり、朝井はその女の適性を見つけ
そのコースにさせるか、または両方のコースに適応させる。

彼はSであり、当然女の適性がSMに向いていると判断すると女を縛り、
浣腸をさせ、堪え忍ぶ奴隷女に仕上げるのだ。

彼はそういう客の好みを知っており、
客の好みによりM女を派遣するのだ。


その代償に、彼は女に手当と称して、十数万の金額を与える。
こういうやり方で、女達は完全に彼の言うままに支配されることになる。
殆どの女はこうして「ドリーム企画」が抱え込む商品になるのだ。


金が欲しくて、ここを訪れる女はいくらでもいるし、困らない。
後は、朝井の好みで、磨けば玉になりそうな女を採用し、
教育と称して女を弄び、客にあてがうのだ。

そして、女達には避妊を義務づける。
それはピルだったり、その女にあったやり方で良い。
こうして、客達は安心して女とセックスを堪能できるというわけである。




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