投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

濡れた女達
【その他 官能小説】

濡れた女達の最初へ 濡れた女達 10 濡れた女達 12 濡れた女達の最後へ

第1章-11


美紗子は朝井の顔を眩しそうにじっと見つめていた。
朝井は、その朝井企画の内容を話し始めた。


その内容は、売春は基本的には奨励はしないが、女が了承すれば可能だと言うこと。
仕事の内容は、おおよそ2種類に分けられ、自分で選べること。
それは、ヘルス・コースとSMコースとがあるらしい。

通常の店は、どちらかに絞られるのだが、ここではその2コースがある。
社長の朝井は、この業界では顔が利いていた。
このアイデアが彼が考案したもののようだ。
この中から、上級の客の好みに合わせてどちらも選べるというメリットがある。

はじめ、ヘルス・コースで遊んだ後にSMコースを選ぶ客もいる。
女はその客の要望に対して柔軟に対応できるほど、当然に報酬は高い。
美紗子は、朝井から一通りの話を聞いた。

「だいたい、こんな内容です、どうされますかな、美紗子さん」

話を聞きながら美紗子はすでに決めていた。
ここへ来る前は、迷っていたのである。
しかし、金の魅力には勝てなかった。
このまま稼ぎの少ないパート生活でずっと暮らすのか・・
それともこの身体を使って、男性に奉仕して新しい自分を変えていくのか。

そう思うと自ずから決まっていた。

「あの・・お願い致します、でもこんな私で出来るのでしょうか、
私がここですることは、知られることは無いのですよね」

「これほど美しい方ですから、お客様は喜ばれるでしょう、
勿論、ここでのことは知られることはありません、安心してください」

「わかりました、自分がここで働いた場合に、どのくらいお金を頂けるのでしょうか?」

恥ずかしいのだが、肝心なことを聞いておこうと思った。
美紗子は、それをこの社長の口から聞きたかった。

「まずヘルス・コースですが、一般的な話をしましょう、まず普通のヘルスでは
店にも寄りますが、1時間で1万5千円とし、バックにおよそ5割として
7千五百円、1日に5人相手して三万7千五百円というわけだ、きついですが、
それを10日働いて、37万5千円という計算になります、わかりますか?」

「それぞれに1時間ずつ5人に相手して、10日で37万5千円ですか・・」
「まあ、これに指名料金や本番が入ればもっと増えますが、しかし経費などは
引かれますよ」




濡れた女達の最初へ 濡れた女達 10 濡れた女達 12 濡れた女達の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前