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くのいち無惨
【歴史物 官能小説】

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先客-1

女忍者が連行された地下の拷問部屋には、既に先客が何人かいた。
だが、その光景は凄まじかった。
一人は全裸で逆さ吊りにされていた。ただそれだけだったが、顔は血が逆流しているせいか林檎のように真っ赤で、両目をカッと見開き、耳や鼻からは血が垂れていた。
「その女は大胆にも殿の御命を狙った者だ。五日五晩逆さに吊したら、今朝方事切れよった」
某の側近が笑いながら話す。
その向かいには三角木馬があり、そこには女が舌を垂らして死んでいた。足首には鉄球が吊されており、その重みで股間が裂け、失禁と出血で木馬を濡らした。首には縄が巻かれており調度縛り首の要領で死んでいた。
さらにもう一人の女は、柱に縛り付けられ、石抱き責めを受けていた。正座されられた脚の上には五、六枚の石版が積まれており十露盤板の突起がふくらはぎに食い込み、肉どころか骨まで砕けていた。竹の轡を噛まされ息も絶え絶えで、顔からは生気が失せている。
「なんだ?その女、まだ生きておるのか。もうとどめをさしておけ」
側近が命じると、侍が女の轡を外し、口の中に白い粉末を垂らした。
すると、女は赤黒い血を吐血して頭を石版に預けた。
おそらく自分と同じ忍者であろう女たちの末路に、女忍者は戦慄を覚えずにはいられなかった。
「ふふふ、恐いか?まあ、お前にもまた別の地獄を用意してあるでな。今夜はゆっくりと眠るがよい」
そのまま女忍者は、全裸で緊縛されたまま、石畳の座敷牢に横たえさせられた。


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