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名門女子剣道部・愛花
【同性愛♀ 官能小説】

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囚われの母娘-2

2.
「地稽古、はじめ!」
「やあ――――っ!!!」

 八千代の号令の下、一斉に叫び声を上げて相手に打ちかかってゆく。
 上級生も下級生も関係なくランダムに打ち合い、勝負が決まるとまた別の相手と打ち合う、いつもの練習風景である。
 毎年恒例の夏合宿を控え、一層練習に身を入れなければならないはずの部員たちだが、心はバラバラだった。

 志津という邪魔者を排除し、誇らしげに女王として君臨する玲。
 愛花との秘密の愛を貫くべく、玲とは微妙に距離を取り始めた美貴。
 志津への愛を忘れがたく、悩みを抱えたまま下級生を指導する八千代。
 そして卑怯な罠で母・志津を辱めた玲への復讐の念に燃える愛花。

 皆それぞれの思惑を胸に、練習をこなしていた。

 パァァ―――ンッ! カタ、カタ、カタ…。
 玲の鋭い払いで二年生の手から竹刀がはじけ飛んだ。

「次っ!」

 しかし、部員たちは気迫みなぎる玲を恐れて、なかなか前に出ようとはしない。

「主将、お願いしますっ!! やあ―――っ!!」

 玲に対して敢然と挑みかかってきたのは愛花だった。
 この天才剣士を前にして、どこか気後れする他の1年生とは気合が違う。母の公開脱糞事件以来、愛花の心はずっと『打倒・玲』に燃えているのだ。最近では美貴とデートするばかりでなく合同練習も行うほどだった。
 予想外の鋭い打ち込みに、玲も一瞬たじろいだ。

 バシッ!!
 ズダダダアァァァンッ!!

 普段は禁じ手にしている得意の突きが反射的に出てしまった。
 愛花は喉元にくらって後ろに吹っ飛ぶんだ。
 玲は気絶している愛花の腕を持ち上げると、道場の隅に放り出した。

「この子の防具を外して外に出し、バケツの水でもかけておきなさい!」
「はいっ!」

 つかさが素早く飛び出して、愛花を担いで連れてゆく。
 玲は運ばれてゆく愛花をちらりと横目で見て、

(笠倉愛花…恐ろしい子…)

 …と、心の中で呟いた。
 志津から受けついた天稟と、美貴による指導が徐々に実を結びつつあるのだ。

 そしてここは保健室。
 愛花がベッドに寝かされている。
 2人っきりの保健室ほど淫靡なシチュエーションはない。つかさは興奮していた。

「はぁ…はぁ…。愛花のオマンコ…こんなになっちゃってる…」

 ちゅくちゅくちゅく…。
 つかさの股間で、湿った音をたてながら指がせわしなく動いている。
 稽古着を脱がされた愛花は、ペナルティとして着用を義務づけられている脱腸帯のみという恥ずかしい恰好だ。
 脱腸帯が食い込みまくって肉ビラが左右からはみ出した淫裂。充血しきった二枚貝の奥から滲み出す白濁液。親友のぐちゃぐちゃになったマンコを見つめながら、つかさはこっそりオナニーに興じているのだった。

「愛花のオマンコ…思いっきり舐めたいよう…! クリトリスしゃぶりたいっ! でもダメッ! 愛花のオマンコは船橋先輩専用なんだよっ…。でも舐めたいっ! ああんっ…どうすればいいのぉ…」

 遂に我慢できなくなったつかさは、愛花の指をぺろぺろと舐め始めた。

「これくらいなら…いいよね…?」

 唾液でべちゃべちゃになった指を2本まとめて自分のマンコに挿入すると、つかさは激しく腰を前後に動かした。

「愛花の指気持ちいいっ! 超気持ちいいっ!! …くうっ!!!」

 志津によって性感を開発され尽くしているつかさはあっという間に絶頂に達してしまった。
 身支度を整えたつかさがあわてて練習に戻ると、八千代がおかんむりだった。

「戻りが遅いっ!」
「…申し訳ありませんでした!」

 言葉では謝っていても、つかさの言葉は表面的なもので、あまり心がこもっていない。
 お世話係として八千代の世話を任されているつかさだが、八千代が志津と一線を越えて以来、この2人の関係もまたギクシャクとしていた。つかさにしてみれば、親友・愛花を苛め抜き、自分にレズSEXの楽しさを教えてくれた志津に熱い想いを寄せる八千代に好感を持てないのも当然だった。

 練習後、顧問の沖直見からある発表があった。

「今年の夏合宿は7月21日〜27日までの7日間、静岡県川根本町の合宿所で行います」

 静岡県川根本町。
 山々に囲まれたほとんど何もない地域である。
 そこには廃校となった学校を改造した大きな合宿施設がある。大学がその土地を借り受け、使用しているのである。
 表向きは8月上旬に行われる全国中学校剣道大会に備えた強化合宿であるが、主に高等部やOGたちが使うこの施設を中等部だけが独占使用するのは異例のことであった。 
 その日の夜、帰宅した愛花が夕食時にそのことを告げると、志津は考え込んだ。

「中等部の合宿にしては異例よ。きっと直見と玲には何か企みがあるのね。私の身体も大分良くなってきたし、2人で合宿に参加しましょう」
「ママ、もう危険なことはやめて! また何かあったら…!!」
「危険なのは承知の上よ。でもあのまま好きにはさせておけない。あの2人の後ろには黒幕がいるのよ」
「でも……っ!」

 愛花は小刻みに震え、涙を浮かべていた。

「私はもう大丈夫。あなたとつかさちゃんが一生懸命介抱してくれたおかげで、ほら、こんなに良くなったのよ?」

 志津は椅子に座ったままサマードレスの裾をまくり上げ、マンコを露出させた。
 無残に剃り落された陰毛もすっかり生えそろい、一時期ひどかった下腹部の痣や糜爛(びらん)状のただれも治っている。
 志津の瞳は、娘を見つめる目というよりも、まるで恋人を見つめるように潤んでいる。オマンコも熱く湿っているのがわかった。
 濃厚な母娘レズSEXを経て、看病されている間は排尿や排便もすべて管理されたことで、2人の間には特別な絆が生まれていたのだ。


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