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志津子 
【熟女/人妻 官能小説】

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志津子 -1

                     【志津子 #7孝子】

あのトシカズとの3P以降、何事もなくただ普通の平穏な日々が過ぎて行った。
久しぶりのゆっくり出来る休みの日に、子供達も連れて隣町のでかいショッピングセンターに買い物に行くことになった。
普段揃えられなかった子供の洋服や小物など、いろいろと買い込んで、久しぶりの家庭サービスにクタクタだった。
子供広場で子供たちの遊ぶのを見ながら、俺と志津子はのんびり缶コーヒーを飲みながら一休みしていた。

しばらく経って、どっかで見たような子が両親とおぼしき二人の後をつまらなそうに歩いていた。
その子も気づいたのか満面の笑みで手を振って近づいてくる、それを見た親が怪訝な顔で一緒についてきた。
「久しぶりだねぇ」
志津子が最初に声をかける、サトシの顔がくしゃくしゃの笑顔でそれに答える。
「この人達は?」
お父さんと思える人がサトシに聞いたが、サトシは突然の質問に口ごもっていた。
「あっ、サトシ君のご両親ですか?サトシ君とは市営公園で偶然に何回かばったり会って、それ以来仲良くさせてもらっています」
俺はそう助け舟を出すと、サトシの両親を見た。
向こうの両親は、俺たちより10才くらい上に見えた。
父親はごつい感じで、母親は優しくおとなしい人だった、サトシは母親似だな、俺は母親を見ながらそう思った。
「あぁ、そうでしたか。見知らぬ人にやけに親しそうに歩いていくもので、ビックリしました」
父親も顔からの印象程には気難しくなさそうだった。

「お茶でも一緒にどうですか?時間有ればですけど」
俺はそう言うと立ち上がり子供達を呼び寄せた。
近寄ってきた子供達を見たら、サトシの両親の顔がほころぶ。
「家の子供達はもうみんなでかいもので、いやぁやっぱり小さい子はかわいいなぁ」
そう言うと父親は下の子を抱き上げる、人見知りをしないうちの子は無邪気な笑顔を見せてきゃっきゃとはしゃぐ。
母親はその光景を見て物静かに微笑んでいる。
(きっと真面目でいい母親なんだろうなぁ、)どことなくいいとこの奥さんみたいな感じをもたせる。
みんなで連れ立って施設内のレストランへ入って行った、そこで改めて志津子や子供達を紹介した。
向こうはサトシが両親を紹介して住んでいる所や家族の話、世間話でひとしきり盛り上がった。


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