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二人一緒にいるための約束
【近親相姦 官能小説】

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二人一緒にいるための約束-4

「お待たせ!待った?」
彩は駿に声をかけた。
「ううん...僕も今来たところ....」
「これからどうする?」
駿は少し考えて
「せっかくここに来たんだから、散策しない?彩姉とも話しをしたいし....」
「いいわよ!それじゃ行こうか?」
「うん!」
二人は歩き始めた。
この公園は小高い丘にあり、市街地からも近いので憩いの場所となっている。桜の名所にもなっているので、あと1ヶ月もすれば花見の客で賑わう事だろう。
この日は晴れて暖かく公園を散策するには最適の日だった。
取り留めない事を話しながら歩いていると、いきなり彩が駿の右腕に抱きついてきた。
「彩姉....どうしたの?」
駿が驚いて言うと
「何言ってるの!私は今日駿君の彼女なんだからいいでしょう!」
彩はいたずらっぽく笑った。
そのまま話しをしながら歩いていると
「彩!男性恐怖症治ったんだね!」
前から歩いて来た女性に声をかけられた。見ると彩の友達だった。彩は気まずそうな顔をしていた。
「なんだ....駿君か....何やってんのあんた達....」
呆れたような目で彩を見ていた。
「だって....駿君たら....私の事をオバサン扱いするから....私だって駿君の彼女に見えるって....」
「彩姉、賭けは僕の勝ちだね!夕食は彩姉のおごりだからね!」
空気を読んだ駿が助け舟を出した。
「今のはナシよ!私達の事を知っているんだから!」
必死に言い訳する彩に
「あんた....実際....駿君の叔母さんじゃないの!」
そう追い討ちをかけた。
「血の繋がった叔母とオバサンは違うわよ!私がオバサンだったら、あんただってオバサンになるのよ!それでもいいの?」
「いいわけないでしょ!」
そう言うと駿を見て
「駿君!こうして見ていると、彩と駿君はお似合いのカップルに見えるよ!いい!私達はオバサンじゃないんだからね!」
そう言い残して慌てて去って行った。
彩は可笑しそうに笑いながら
「ありがとう駿君....話しを合わせてくれて.....」
そう言って駿の顔を見上げた。
「いや....別に.....」
駿は照れたように笑った。駿は彩と似合いのカップルだと言われた事が嬉しかった。



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