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名門女子剣道部・愛花
【同性愛♀ 官能小説】

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ひとときの逢瀬-1

1.
 志津が淫らなポーズで沖直見を必死に誘惑していたのと同じ時刻―――。

 ピンポーン。
 笠倉家の玄関のインターフォンが鳴った。

「はーい!」

 トン、トン、トン…。
 自室でくつろいでいた愛花が階段を下りてきた。

「つかさ、心配して来てくれたの?」

 玄関のドアを開けた愛花の前に立っていたのは、予想外の人物だった。
 副主将の船橋美貴だったのだ。

「…副主将っ?!」

 憧れの女性を前に、愛花は真っ赤になって顔に手を当てた。

(どうしよう! 私こんなカッコして…)

 愛花はノーブラのままTシャツをはおって、下は短パンだったのだ。

「やだ恥ずかし…。あっあのっ! 今、着替えてきますっ…」
「気にしないでちょうだい。大事なお話があって来たの。上がってもいいかしら?」

 伏し目がちに美貴が言った。

 ここは愛花の部屋。
 愛花があわてて用意したハーブティーにも手をつけず、美貴は下を向いたまま黙りこくっている。
 愛花もドギマギするばかりで自分から話しかけることはできない。2人だけの空間に気まずい空気が流れた。
 カップが冷める頃になってから、ようやく意を決して話し出した。

「今日は副主将としてではなく、『船橋美貴』という個人としてあなたとお話したかったの」

 美貴はいきなり床に手をついて土下座した。

「ごめんなさい笠倉さん! 皆の前であんな恥ずかしい目にあわせてしまって! 私が剣道部に誘ったせいで…。お願い、どうか許して……」

 言い終えた後、美貴はぽろぽろと涙をこぼした。
 愛花はあまりの展開に返す言葉もなかったが、憧れの女性が目の前で泣いているのを見て冷静ではいられない。

「やめて下さい! そんなこと……っ」
「私、嬉しかったんです! 憧れていた先輩に誘っていただいて…」

 愛花は思わず美貴の手を取って叫んでいた。

「主将に命令されたとはいえ、あなたの…大事な部分に…あんなひどいことを……」
「…先輩にアソコを踏みつけられて…とっても気持ち良かったんです…。私のことHではしたない女の子だって思われたでしょう?」
「そんなことないわ! 女の子の身体は敏感で、とても感じやすく出来ているの。女の子は愛を感じて、感じることで周りを幸せにするの。それはつまり、笠倉さんがそれだけ素敵な女の子だってことなのよ!」

 2人はしばらくの間、じっと見つめ合った。

「お詫びに、笠倉さんにもらって欲しいものがあるの」

 美貴はカバンの中から紙袋を取り出した。
 中を開けてみると、汚れたふんどしだった。シワシワになっており、ところどころごわごわして黄色い染みがこびりついている。
 愛花が顔を近づけると、ぷうん…とチーズのような匂いがした。

「私が昨日締めていたふんどしよ…。あなたのアソコをいじめながら、ふんどしの中はびしょ濡れだったの!! Hではしたないのはあなたと一緒よ。これはその証拠です」
「…船橋先輩っ…!」

 愛花はいきなり美貴に抱きついた。
 初めて2人が出会った日のように美貴の胸に顔をうずめ、ゆっくりと頬ずりした。

「私…先輩のことが…好き。大好き! 初めて会った日から…ずっと好きでした」
「か、笠倉さんっ…!!」
「愛花…って呼んで下さい。先輩を愛してるんです!」
「私もっ! 私もあなたが好きよ!! ああっ、愛花っ!! 愛花っ!!」

 美貴はもう我慢ができない。爆発する感情にまかせて愛花の唇を奪った。
 夢にまで見た愛らしい少女の唇は柔らかく、そして甘かった。
 愛花の顔を両手で押さえて激しく唇同士をぶつけ合い、舌を絡め合う。ここ数日のレズ調教で鍛えられたせいか、愛花も積極的に舌を伸ばしてチューチューと吸い上げる。長い長いキスだった。それはまさに口腔内で繰り広げるSEXだった。
 お互いの歯茎や歯の裏を隅々まで舐め上げ、美貴が流し込む唾液をすべて飲み干すと、愛花はうっとりとした顔でささやいた。

「先輩……」
「嫌っ。美貴って呼んでちょうだい」
「美貴お姉さま…私のすべてをあげます。おっぱいも、オマンコも、お尻の穴も。全部可愛がって欲しいの……」

 愛花はさっとTシャツと短パンを脱ぎ捨ててパンツ1枚になると、ベッドに横たわった。

「来て…お姉さま」

 美貴も急いで制服を脱ぎ捨てると、パッとふんどし一丁になった。

「素敵…! お姉さまのふんどし姿…」
「ありがと」

 美貴は照れながらも愛花に覆いかぶさった。
 きつく抱きしめると、またしても甘くねちっこいいキスの応酬。美貴がふっ…と唇を離すと、愛花が口を開け、舌を伸ばしておねだりする。
 美貴は愛花の舌を舐め上げてからその上に再びだら〜り…と唾を垂らした。舌の上で溜まってゆく唾を美味しそうに飲み込むと、愛花は満足そうに微笑んだ。

「ねぇ…お姉さまのおっぱいちょうだい…」
「可愛い子ね…。今あげるわ…」

 美貴が顔の前に乳房を垂らしてやると、愛花は赤ん坊のように下からおっぱいにむしゃぶりついた。左の乳首をちゅうちゅう吸い上げながら、右の乳房を揉んだり搾ったりもてあそぶ。
 乳首はたちまち勃起してそそり立ち、乳輪は赤く大きく充血して前にせり出してくる。愛しい少女に乳房をねぶられる快感に、美貴はしばし恍惚としていた。

「ああんっ。…そう…上手よ…」
「お姉さまのおっぱい…大きくって柔らかくって…とっても素敵ぃ…」
「私のおっぱい…美味しい?」
「はふううぅぅん…。とってもぉ…美味しいですぅ…。お姉さま大好きぃ…」

 普段のしゃべり声とは違う、甘ったれたような甲高い鼻声で2人はささやき合う。
 すっかり興奮しきっているのだろう。後で聞かせたら赤面するような睦言だ。


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