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共犯ゲーム
【SF 官能小説】

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双子姉妹-1

別な日に僕は別の公園の芝生の上で寝転がっていた。
そこへ双子の女の子がやって来た。
紺地に白の水玉模様のワンピースを着ていた。髪はツインテール。
サオリちゃんよりも少し小さかった。
1人が僕の傍に来て芝生の上に座った。するともう1人がその子に言った。

「リカ! 草の上に座るとパンツが汚れるよ」
「じゃあ、ここに座ろうっと」

リカという子は僕のお腹の上を跨いで腰を降ろした。そしてもう1人に言った。

「ユカもおいでよ。ここ良いよ。」

ユカという子は僕の腰に座ろうとしたが、ここは危険だとか言って、右の膝頭の上に股間を押し付けるようにして座った。
ユカはそうやってしばらく僕の膝頭に股間をこすり付けるようにして体を揺すっていた。リカは僕の腹筋の感触を楽しむように腰を回転させたり前後に揺すったりしていた。
しばらくすると、リカは僕に言った。

「ねえ、お馬さんごっこして」

僕は見ず知らずの不審な男になぜ子供が馴れ馴れしく近づくのかと思った。
きっとこれもB香水の効果なのだろうか。
僕は二人に降りてもらい四つんばいになった。
すると二人とも背中に乗った。少しだけ四足で歩くと僕の馬はぺたんと潰れた。
さすがにちょっと重かったからだ。
リカとユカは僕の背骨に股間を擦りつけるようにして体を前後に揺すった。

「ハイドウドウハイドウドウ!」「ハイドウドウハイドウドウ!」

僕はうつ伏せになったまま、死んだ振りをしてゲームが終わるのを待った。

「疲れたね、ユカ。行こうか?」「うん、行こう。もうこの馬死んでるからね」

二人が去って行った後僕は立ち上がった。

僕はふと魔女と箒の話を思い出した。
魔女というのはヒステリー体質の女性のことで中世ヨーロッパには大勢いたらしい。
月夜の晩などに夢遊病で寝床から起き出した農家の主婦が箒を股に挟んで引きずって走り回ったのが目撃されると、それが魔女だということで恐れられたという。
彼女は夢遊病でしかもトランス状態にあるため、箒を股に挟んで走り回ることによりクリトリスを刺激して恍惚状態になっていただけなのだ。
だから箒でなくても棒状の農具なら何でもよく、実際箒以外のものも使われていたという。ただそれだけのことで火あぶりにされて殺されたのだから、可哀そうな話だと思う。

 


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