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〈不治の病〉
【鬼畜 官能小説】

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〈不治の病・其の二〉-29

(嫌あッ!!だ、誰か止めてぇ!!!)


巨大な亀頭が膣壁を行き来する度に、麻衣の吐き気にも似た嫌悪感は増していき、それに同調するように女の悦びも生まれてくる……女にしか分からぬ〈感覚〉が、麻衣の心を責め立てて苦しめる……オヤジが腰を打ち付ける度に、豊満な胸肉はブルンブルンと揺れ動き、まるで喜んでいるように牡共を誘う……自分の身体は、どこまでも牡を楽しませるのだと今更のように思えた………。


(!!!!)


下腹部の中心に熱い“何か”が突然現れ、オヤジの男根が萎れていくのが分かった……間違いなく、自分の子宮にはオヤジの遺伝子が撃ち込まれたのだ……悦びなどすぐに消え失せ、強烈な吐き気に襲われた……と、新たな男根が、股間に押し当てられ、それは肛門を探り当てて入り込もうとしていた。


『やっぱり僕はア〇ルだな……』

「!!!!」


その患者は亜矢の肛姦に及んだ若者だった。
身体も男根も白くて貧弱そのものだが、精力だけは人並みなようだ。


(やあぁッ!!い、痛いぃ!!裂け…る…ぅ!!!)


幸か不幸か、その貧弱な若者の男根が小さいのが幸いし、麻衣の肛門はすんなりと受け入れた。
肛門プレイの初心者の麻衣には、この若者はうってつけなようだ。
初めての肛姦に怯えながらも、麻衣の肛門は若者の男根を抱きしめ、性器とは違う快感を与えている。


『は…はは……たまんないなぁ……』


上擦った声をあげて若者は麻衣に抱き着き、性交によって硬度の上がった乳首に吸い付き、噛み締めて味わった。


『……おい、全員がマワし終えるまでカメラ回しとけよ』


オヤジはそう言うと、少し離れた場所から輪姦の様子を眺め、性欲獣に喰い散らされていく麻衣の姿を見つめていた。


『い、イクぞ…イクぞ豚麻衣……』

「ぶぐぅ"ぅ"ぅ"!!!」


溢れ出した精液が性器や尻にへばり付き、性器だけでなく、弛緩の始まった肛門からも精液が垂れてきていた……美しく生まれなければ、こんな病院になど来なければ、麻衣の人生は素晴らしい未来が待っていたかもしれない……そんな事をふと考えたが、そんな憐れみの心は直ぐに興奮へと変わっていった。


(金を稼げる女に生まれたって事だよな。利用される奴が馬鹿ってだけだ……)


凌辱はいつまでも続き、窓の外が暗くなりはじめた頃に、ようやく群れは散った。
放心状態で虚ろな眼差しを虚空に向け、下半身が精液に塗れたままでベッドに固縛されたまま……垂れた鼻水はバリバリに干からび、飛び散った精液も乾いていた。
性器と肛門を嬲られ続けて失神している様は、解剖によって臓物を引き出されて絶命した蛙に酷似していた。


「………う"……」


開かれた股間から小便がチョロチョロと垂れたが、冷酷なカメラが捉えただけで、オヤジも患者達も興味は示さなかった。
ただ一回の撮影の為だけに、麻衣は《消費》させられたのだ………。




《終わり》


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