小説一覧
Sweet Sweet Sunday
作家:のぞみ
日曜の午後は、いつもキッチンから甘い、お砂糖の香りが漂ってくる。今週はケーキを焼いている様だ。
子の味方は親のみ
作家:JTR
ある日、私は昔からの付き合いがある友人に呼び出され、近くの居酒屋へ行った。
酔ひ深し
作家:江子
金木犀の匂いがした。冬の初めのことで、冷たく澄んだ空気のあいだを、棚引くようにぼくのところまでやってきた。酷く甘く、けばけばしい橙色をしたそれを、ぼくはするすると鼻腔に吸い込んだ。
10月11日
作家:真
実際に見た夢なので落ちなどありません(汗)最後まで読んでいただければ幸いです。
「未来日本戦記」
作家:ハクガ
「未来の日本は変わった。日本は再び帯刀時代になってしまう。その時を描いたアクション風物語」
『幸せな笑顔』
作家:賢
「ん…っ、疲れたぁ。」やっと今日の仕事が終わった。時計を見る。5時ちょっと前。「それじゃ、お先に失礼します。」「あっ、藤井さん…」帰ろうと席を立った俺を田中の声が引きとめた。
アリス
作家:凛川 了
少年が本の中少年に恋をする。果たして成就するのか。でも恋愛ものではないです。
−風の凪ぐ町−
作家:ism
ブランコが揺れている。さっきから、ずっと。
私の死神様。
作家:ウルフ
朝、目を覚ますと部屋の片隅に死神がいた。
「ある日の少年」
作家:NERD
『みて、あの雲、アラジンの魔法使いみたいな形してる』大きな雲を指さしてナナちゃんが言った。
小さな海の還るところ
作家:夏月 憂蓮
俺の手には傷がある。あの日彼女のガラスがばらばらと音を立てて俺に降り注いだのだ。俺の手には傷がある。
〈四季の舘〉祈り〜櫻並木の唄〜
作家:時間沙々美
「うわぁ」櫻並木の道。地面がピンク色になっている。
天国と地獄
作家:CAN
あるエリート商社の人事部長であった男が、寿命を迎え、天に昇った。そこには神がいて、膨大な死者達を天国と地獄に振り分けていた。
「はじまり」
作家:深朱永遠
大分明るくなってきた。もう少しだ。もう少しで、ここから逃げ出せる。真っ暗で何もない、この場所から・・・
あさいふち
作家:青森 林檎
だんだんと、空は、水平線に消えていく。すると一羽のかもめが、先程の群と離れになったのか、後をおうように、水平線に消えた。
ツキのしずく
作家:よしのり
先輩、僕は、もう戻れないみたいです。このメールを家族に見せた後でも構いません。お手数ですが、樹海に僕の体の回収に向かって下さい。
寂寥感
作家:姫桜
ある想い
ロンド
作家:姫桜
各々の抱える不全感
寄り道
作家:れおまる
退屈と暇潰しと進路相談
夏の怖い話
作家:麻亜
怖そうで怖くない少し怖い話