サササササ――…。初めに聞こえてきたのはそんな音だった。すえたような微かな土の香りが、風とともに頬をかすめて行く。
「じゃあねー!」「うん、バイバイ!」笑顔で手を振って別れてから私はやっと気づく
楽しんで個人の想いを書かせていただいていただきました
自分の居場所をなくした彼女が決めた事は…
ある想い