罰ゲーム 後編-4
「あっ……ああっ……みた……む……ううっ……」
下腹部を支配する切ない快感。
自分自身の膣癖がぎゅうと収縮するのがはっきりとわかる。
『……ああ……あいりちゃんの中……めっちゃ締まってる……』
「……あっ……ああっ……お願い……は……激しく突いて……」
あいりはガクガクと膝を震わせながらその玩具のスイッチを入れた。
膣壁をこじ開けるようにうねうねとグラインドする卑猥なその動き。
バイブの表面に埋め込まれた無数の突起が、それに合わせてぐりぐりと回転しはじめた。
窮屈な肉裂を掻き回され、溢れ出した淫露が腿を伝って床にしたたり落ちていく。
「……あっ……あっ……ああっ……」
『……ああ……あいりちゃん……ええ気持ちや……』
三田村は背後からあいりのクリトリスをまさぐりながら、強く擦りつけるような悩ましい動きで腰を打ち付けてくる。
「……ああっ……お願い……もっと……もっと……」
スカートは完全にたくしあがり、尻が全て露出してしまっている。
あいりはメンズフロアで見た三田村の雄々しいぺニスを思い描きながら無我夢中でうねるバイブを抜き挿しした。
三田村は、あいりの腰をしっかり掴んで、どんどん奥へ奥へと肉杭を打ちこんでくる。
繋がった部分から泡立った淫汁が三田村自身押し出されて溢れ出し、外気に晒された太腿をねっとりと伝っていくのが感じられた。
『……あいりちゃん……俺……もう……イきそうや……』
淫靡すぎる三田村の囁き……。
あいりは尻を高く突き出したまま、我を忘れて自身の陰部を更に激しく攻めたてた。
膣がぎゅうっと痙攣して、巨大なバイブレーターをぐいぐいと締め上げていく。
『…なぁ……あいりちゃんが……イくとこ……俺に見して……』
………いや………。
……見ないで……こんなみじめな姿を……。
あいりは、はち切れんばかりに立ち上がったクリトリスに、バイブレーターの枝分かれした部分を強く押し当てた。
卑猥な蝕虫植物のような無数の突起が、あいりの敏感な部分に群がるように絡みつく。
三田村にいじり回されるのを思い浮かべながら、あいりはそのままバイブレーションのスイッチを一気に入れ、己の快感に強烈なとどめをさした。
ビィ―――ンという振動音と、狂おしいような衝撃が下半身に襲い掛かる。
「……あっ……あああっ……ふあっ……イ……イっちゃう……ああっ!ああっ!ああああっ!」
ビクンビクンと身体が波うち、じゅうたんの上に倒れ伏すようにしてあいりは絶頂に達した。
頭の中が急激に真っ白になり、三田村の姿があっという間に掻き消される。
虚しいだけのアクメ―――そしてそこはかとない虚脱感が、疲労した肉体に容赦なく襲い掛かってきた。