凌辱の始まり-1
数週間後。
管内の鉄道警察隊から私の所属するN署生活安全課に応援要請があり。
数名の捜査員と出来れば若い婦警を出向させて欲しいとの事でした。
そして課長から選ばれたが私でした。
この鉄道警察隊とN署生活安全課が協力し合う機会は非常に多く。
私自身も鉄道警察隊に協力するは初めて事ではありませんでした。
女装して女性専用車両に潜り込み。
痴漢行為を行う痴漢の摘発の際には私と数名の婦警、そして鉄道警察隊の婦警で女性専用車両を特別警戒にあたったりもした事がありました。
今回も痴漢、盗撮犯絡みの犯罪と思われますが。
どんな事件なんだろう。
正直、心と身体。
特にスラックスの中はやや逸り気味でした。
私服に着替え、午後三時前には管内にあるターミナル駅に到着。
このターミナルの目立たない一角にこの近辺を取り締まる鉄道警察の本部があります。
駅ビルの入り口や多くの店舗が並ぶ地下道を逸れ。
駅全体のバックヤードに向かう通路の途中に鉄道警察隊の本部入り口がありました。
本部に入ると。
「悪いねぇ…いつもいつも」
顔馴染みの鉄道警察隊防犯課々長が出迎えてくれました。
鉄道警察隊とは言ってもN署の菅内にあり。
言わば身内の中の身内です。
私たちの誰もそんな思いです。
「いえいえ…早速事件のあらましをご説明願えますか?」
出向組のリーダー、松田さんがその気持ちを全面に押し出します。
薄くなった頭髪や、大きな太鼓腹、中年サラリーマンの主な身体的特徴を多く備え持つ松田さん。
この手の捜査にはうってつけの存在でした。
「じゃあ早速」
課長が私たちに向かって今回の詳細を話し始めました。
その今回の件とは…。
被害を届け出たのは黒田千里さん。
公立の高校に通う二年生の女子です。
事の発端は彼女が現在通う高校に入学した時から始まりました。
最初は電車の中での痴漢行為。
それが繰り返されるうちに単独で行われていた痴漢行為がグループでの犯行に変わってきたそうです。
これに恐怖を感じた彼女が時間を変えても乗車位置を変えても犯人グループは現れ。
極めつきは彼女が通学方法をバスに切り替えても尚。
そのバスにまで犯人グループは現れたのでした。
そして犯人グループの犯行は更にエスカレートし。
路上で待ち伏せされ車の中に連れ込まれそうになったり。
自宅周辺を彷徨かれたりと。
単なる痴漢行為の域をとうに越え始め。
そして遂には我慢できなくなり。
母親に付き添われ。
彼女は被害を届けにきたとの事でした。
話しを聞いているうちに…。
私のいけない虫がモゾモゾと股間の辺りを這い回り始めました。
電車やバスの中。
おとなしい女子高生を寄って集って淫らな行為を仕掛ける痴漢たち。
おとなしい女子高生と言うのは…まだ彼女に会った事もないので私の想像ですが。
そこまで痴漢につけこまれる性格。
おとなしいに違いありません。
そんなおとなしい彼女。
どこまでの痴漢行為をされたのでしょうか?
お尻や足を触られるなんて…生易しい行為で済まされているはずはありません。
きっと毎回のように制服を乱され。
パンティを下げられ、ブラジャーをずり上げられ。
もしかしたら電車やバスの中で制服や下着類を剥ぎ取られ全裸に近い格好にされて。
その青い身体中をイタズラされているかもしれません。
イタズラでは済まないかも。
痴漢たちのいやらしく勃起した生の肉棒を握らされたり。
しゃぶらされたり。
ああ…電車やバスの中だと言うのに生で挿入すらされているかもしれません。