悪夢の日々-4
そして、大晦日イブ。
あ、30日のことね。
数年ぶりに、家族全員揃って大掃除して。
なんだか機嫌の良い両親に、ちょっぴり胸が痛んだ。
…のに。
深夜、お兄ちゃんに夜這いされた。
初めてあたしの部屋でえっちして。
イケナイ関係の範囲が、どんどん広がっている気がして怖い。
でも、新鮮さがあって乱れちゃったあたしに、お兄ちゃんは調子に乗って恐ろしいことを仕掛けてきた。
いつものごとく、べしゃべしゃに濡れてしまったあたし。
バックから挿れられても、隠す余裕なんか無いのに、恥ずかしい場所を見付けられてしまった。
「あ〜こ、ア○ルまで濡れて光ってるぞ。
…ほれっ!」
「…ひああぁっ!!」
「しーっ!声でかい!」
ぷすっ、と、あたしの後ろの穴に、なんか入ってきた…!
何!?指?なんかの棒?
パニックになって、頭ん中はぐるっぐる。
なのに、カラダは固まるどころか、条件反射のように力が抜けていく。
ぐりぐりって更に侵入してきて、なんか言いたいのに…
「あひいぃん、らめえぇ…!」
バカみたいな言葉しか出てこない。
「あ〜こ、やらしっ…!
よだれ垂らして、ケツぶるぶる震わして…!
気付いてるか、どんどんおま○こが締まってんぞ?…くっ!」
それは、本当だった。
信じられないことに、あたしはお尻の穴で感じるコだった。
認めたくなんかないのに、カラダがものすごく反応する。
あっさりイッちゃって、そのままおかしくなるほどイきまくっちゃって。
あたし、こんないやらしいカラダだったんだ…。