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てき屋のマコ
【コメディ 官能小説】

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てき屋のマコ3-4

ちょっと露出狂の気があったのか。
意外にビキニのブラを外す事に満更でもないマコ。
ただ流石にビーチのど真ん中と言う訳にもいかず。
この前、 マコが変態と対峙した簡易トイレより二、三百メートル離れた辺りの人気のない処に来ていた。

この辺もまだ砂浜だし日当たりも良好だが…海や海の家から少し離れているせいか。
辺りに人影は殆どなかった。
「よし!」
その辺りでマコは気合い一発、赤いビキニのブラを外した。
片手で小ぶり乳房を隠すマコだったが。
「マコさん乳首たってんじゃないっすか?」
ナンシーがニタニタとマコをからかう。
「た…たってねぇよ!」
マコの白い両頬はかなり真っ赤になっている。
「いやいや…たってたッス、エロいッスねぇ〜マコさん」
いつも仕返しとばかりにマコを辱しめるナンシー。
だが…流石はマコ。
「おまえ!そう言う事、言ってるとこうだぞ!」
自分の乳房をボヨンと丸出しにしたまま、ナンシーの黒ビキニのブラを引っ張りだした。
「あぁぁぁ!やぁぁぁぁだ!」
マコより遥かに大きい白い胸の谷間を剥き出しにして。
自分のビキニのブラを押さえるナンシー。
「ちょっと!マコさぁぁん!」
マコの手はナンシーのビキニの下にもかかっている。
「脱げ!脱いでしまえ!ナンシー!」
マコも意地悪そうに笑いながらナンシーのビキニを引っ張り続ける。
「いい加減にしないと!こうッスよ!」
ナンシーが逆襲に出た。
マコの赤いビキニの下をグッと引っ張るナンシー。
「あぁぁぁ!おまえ!」
マコのビキニの下がナンシーの手によりビョっと伸びた。
線の細い感じのマコの下腹部と淡い陰毛がチラチラと見えている。
そしてマコのビキニの下の腰紐がハラッと解けた。
「あ!あぁぁぁ!」
ついに全裸になってしまうマコ。
普通の女の子なら身体を隠してしゃがみ込んでしまう様な状況だったが。
マコはやっぱりマコだ。
普通の女の子とは精神構造が少しばかり違った。
この時のマコの感覚。
一旦、真っ裸になってしまったら、開き直れば怖い物なし。…だった。
だから…。
「ナンシー!おまえぇ!」
マコは自分の身体を隠す事なく。
果敢にナンシーのビキニに掴みかかっていた。
「わっ!わっ!やだぁぁ!」
大口を開いて防戦いっぽうのナンシー。
二人がギャアギャアと騒ぎまくる為。
二人の周りには遠巻きに人が集まりだす。
そして…。
ハラッ…。
ナンシーのビキニのブラが完全に外れた。
「うわぁぁぁぁん」
両腕で白くふくよかな乳房を隠すナンシー。
「とどめだ!ナンシー!」
マコがナンシーの大きなお尻を包んだビキニの下を。
ズルっとずり下げた。
ナンシーのちょっと肉つきの良い下腹部も剥き出しになる。
ついにナンシーも真っ裸になってしまった。
ウォ―――!
周りから上がるどよめき。
「ん?」
「いっ?」
真っ裸になって初めて。
二人は自分たちが多くの人に囲まれている事に気がついた。
素っ裸のマコやナンシーを見てドヨドヨとドヨめく人々。
中にはケータイでマコやナンシーの姿を撮ってる者もいる。
「マ…マコさん」
肉づきの良い白い身体を隠したナンシー。
見る見る冷や汗の流れ出しそうな顔に変わってくる。
「お…おう」
スッポンポンで隠す事もなく丸出しだったマコもギャラリーに対して怒鳴り返す余裕もなさそうだ。
「ナンシー…」
「へ…へい」
「逃げるぞ!」
「わっ!待ってよぉぉぉ!」
一目散にズラかるマコ。
ナンシーも慌ててその後を追う。
沸き起こる笑い声や歓声を背にマコとナンシーは丸出しのお尻をプリプリと振って逃げ去っていった。


つづく


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