西畑自己満ラジオＲⅩⅠ&ⅩⅡ-1
西 「さぁ、いよいよこのあと、中山の立ち上げた新番組に殴り込みにいく訳ですよ」
畑 「なんでしたっけ。ラブうんたらエかんたらみたいなタイトルでしたよね」
西 「え～と。ラブリ右矢印エ～ル上矢印。へんなタイトル」
畑 「え、あ。右矢印はのばして読んで、上矢印は飾りだから読まない。だ、そうです」
西 「ということはラブリーエ～ルってよむのね。ラブリ→ エ～ル↑ は」
畑 「そういうことですかね」
西 「まあ、それに殴り込みに行くにあたりまして」
畑 「はい」
西 「今から作戦会議をしたいと思います」
畑 「気を引きしめていかないといけないですからね」
西 「そして、あっちの収録が終わった後。また、こちらのスタジオに戻ってきまして感想等を収録するという。豪華な２部構成でお送りしようと思います」
畑 「そういう建前で遅れてる分を取り戻す気なのは秘密です」
西 「さて、作戦会議を始める前にタイトルコールにいってみましょう！ 西畑自己満ラジオ！」
畑 「Ｒ！」
西 「この番組のパーソナリティを勤めますのは私、西浩一と」
畑 「自己満は！ 畑由紀です」
西 「しゃべくりと思いつきだけですすめていきますよ」
畑 「はい～」
西 「では、いったんＣＭです」
畑 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者のみなさま と メールを下さったみなさまの提供でお送りします」
西 「殴り込み！」
畑 「作戦会議！！」
西 「はい、ということで、ラブリ→ エ～ル↑ に殴り込みに行くにあたり、どういうことをしてやろうか、考えるコーナーです」
畑 「さて、どうしましょうか」
西 「とりあえず、この番組のスタッフであり、あっちの番組のスタッフじゃない唯一の人間を、呼び込みたいと思います。どうぞ」
坂本 「どうも、作家の坂本です」
畑 「坂本さんはスタッフにいれてもらえなかったんですね」
坂本 「そういう言い方されたら、僕もさすがに傷つきますよ」
畑 「あ、すいません」
西 「坂本が作家やってたら、一切面白い事をやらないようなことにはなってないだろ」
坂本 「さすが師匠。わかってますね」
西 「まあな」
畑 「美しい師弟愛ですね」
西 「だろ。まあ、それはさておいて、坂本にいくつか作戦を事前に考えてもらっているので、プレゼン形式で発表して行きましょう」
畑 「坂本さん、よろしくお願いします」
坂本 「はい、ではまず、相手の情報を知らなくちゃいけないと思うんですよ」
畑 「たしかに、将を射らずんば馬を射よってやつですね」
西 「ちがうよ」
畑 「え！？」
坂本 「まあ、それはさておき。あちらの番組のパーソナリティの情報を入手しましたので、紹介していきたいと思います」
西 「おう、よろしく」
坂本 「はい。まず、吉井ほのかさん。２５歳。３月１７日生まれ。番組を引っ張る、優しいオネエさん的存在」
畑 「なるほど」
坂本 「で、もうひとりは、常盤かのんさん。１８歳。８月１日生まれ。ほのかさんにおんぶに抱っこ、駆け出したばかりの新人」
西 「この二人って、なに屋さんなの？」
坂本 「なんでもやってますね。マルチタレントって感じですかね」
西 「ふ～ん」