イカないと決めた日10-1
「うん…ん…」
麻美はパンストとショーツの中に手を差し込み…気持ち良さそうに鼻を鳴らしました。
私の目の直ぐ前で。
麻美のピンクのショーツの中に忍び込んだ指がウネウネと動いています。
私は瞬きもせずにその光景を見つめ…生唾を何度も飲み込んでいました。
「あぁぁぁん…おまんこ…いいぃぃ…」
麻美はうっとりと卑猥なセリフを口走りながらクチュクチュと指先を動かしていました。
その光景のあまりのいやらしさに油断をするとつい自分の股間を触りそうになってしまいます。
“ダメ…私はオナニーしちゃダメなんだから”何とか自分に言い聞かせます。
冷静に考えれば麻美の言葉に従う義理はないのですが。
でも従うと身体は辛いけど…心が気持ちいいんです。
おそろしい程ゾクゾクしてきて…凄く気持ちいいんです。
「どお?主任…他の女がオナニーしてる様は?」
麻美が指を動かしながら淫猥に尋ねてきました。
「べ…別に…」
あからさまに強がりと判る言葉でした。
「ほおら…よく見なさいよ…パンティの中でいじってるってもの…やらしいでしょ」
確かにショーツはおろかパンストまで脱がずに手を突っ込んで自慰に耽っている…とてつもなく破廉恥な光景でした。
「あぁぁ…いいわ…」
麻美が鼻にかかった声を上げながらショーツの中の指の動きを早めました。
グチュグチュと泡立つ様な音が個室の中に響き…漂う匂いも一段と濃くなってきました。
私の視覚はおろか…聴覚や嗅覚までも激しく刺激されているんです。
「熱いわ…私のおまんこ…凄く濡れてるの…」
麻美が切なそう声で自分の秘部の状態を説明してきました。
ただ…そんな事は濡れ染みのついたショーツやパンストを見ればすぐに判る事でした。
「いいの!主任!いいの!」
麻美は空いていた左手でブラウスの上から自分の乳房もまさぐり出し…身体をくねらせています。
「はぁ…はぁ…んぐっ…はぁ…」
私も吐息が激しくなって生唾がひっきりなしに溢れてきます。
「あぁぁ…おまんこ…おまんこ!いいの!」
麻美は腰を私の方に突き出してショーツの中を激しく擦り続けます。
私は麻美の股間や顔を舐め回す様に見つめました。
麻美の顔は白眼を剥きかけて…口をだらしなく開いてとても淫猥な顔をしていました。
「ふぐぅ…あぐっ!」
麻美は涎を垂らしピクピクと痙攣してきました。
人の事は言えませんが…なんて下品な女なんでしょう。
それにしても気持ちが良さそうです。
私は両手でブラウスの胸元を掴んで。
せめてもの慰めで座ったまま太腿を擦り合わせました。
「あっ!いきそう!いく!」
麻美が二三回…一際大きく震えました。
いったみたいです。
わたしは羨ましい思いで麻美を見つめていました。
「あはは…主任…裸になってぇ…」
いってしまった目付きで麻美が私を見つめてきました。
“やっとだ!”私は満を侍して立ち上がると慌しく服を…そしてボディスーツを脱ぎました。
脱いだボディスーツの股間の辺りは愛液が滴るくらい濡れていました。
「主任…目を瞑って…」
麻美の言葉に私はうっとりと従いました。
「プレゼントです…」
「な…なに!」
私はびっくりして目を開きました。
どこから出したのか。
私の股ぐらは厚革と鎖で出来たパンティをピッタリと穿かされていました。
「貞操帯です…」
今まで一番意地悪い麻美の言葉でした。
私は涙を溜めながら…鍵をヒラヒラと振る麻美を見つめました。