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イカないと決めた日
【SM 官能小説】

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イカないと決めた日10-2

「あの…おトイレは?」
「会社ですればぁ…我慢できなければ漏らせばぁ」
「あの…田口が求めてきたら?」
「口でしてあげればぁ?」
こんな調子で私の意見はいっさい無視でした。
私は惨めな思いで服を着直すしか出来ませんでした。
次の日。
冷たい革の感触が心に重くのしかかっていました。
昨夜は自慰に耽る事も出来ずに悶々とした夜を過ごしました。
せっかく心を解放したのに…身体をここまで縛られるなんて。
“誰か…お願いだから…私の疼きを癒して…”私は泣きそう気分を堪えて会社に向かいました。

「主任…また会議室で待ってますよ…」
会社に着くと田口が寄り付いてきました。
“どうしょう…”行かない訳にはいかないのですが。
田口には貞操帯の事をなんて説明すればいいのでしょう。
私は陰鬱な気持ちで会議室に向かいました。

「主任…待ってましたよ」
会議室で田口を見た瞬間…私の瞳は惨めさに潤んでしまいました。
「あ…あなた…」
田口の横には服装を乱した麻美が寄り添っていました。
「森尾さんがヤラしてくれるって言うんで…主任は今日は見ていて下さい」
「そ…そんな…」
田口の言葉に私は奈落の底に突き落とされた様な思いでした。
「な…なんで…」
私は泣きそうになりながらヨロヨロと田口達に擦り寄う様に歩いて行きました。
「今日は私がおまんこして貰うんでぇ…主任は見ていて下さい」
鼻につく程甘ったるい麻美の言葉でした。
「な…なんで…なの」
あまりの惨めさに本当に涙が込み上げてきました。
「そんな訳で…すいません」
田口はニヤニヤと笑い…ちっとも済まなそうではありません。
「お願い…よぉ…」
私はあと一歩踏み出していれば…本当に二人にすがりついていたでしょう。
でも…田口と麻美はそんな私を意地悪く笑いながら見つめいます。
そして私の方を見ながら…。
田口と麻美の唇がねっとりと重なりました。
「あぁぁ…」
その様子を目の当たりにした私は思わず切なげな声を上げてしまいました。
田口と麻美は涎を垂らしてネチョネチョと舌を絡ませ合っています。
田口の事なんかは好きであるはずはないのに。
不思議と心がざわざわとざわめき立ちました。
そして麻美の視線はその事をしっかり見抜いている様でした。
田口も普段とは違うどこか優しい手つきで麻美の服の残りを剥ぎ取ってゆきます。
見るのは二回目の麻美の色黒の裸でした。
今日はボンデージではありませんが赤い派手な上下の下着をつけていました。
「ん…んふっ…」
田口は麻美の唇を貪りながら…麻美の赤いショーツの中に滑り込ませました。
そんな光景を目の当たりにして。
私の股ぐらは分厚い革の下でグチュグチュに疼いていました。
涙を流すくらい惨めな思いをしているのに…身体の激しい疼きが止まらないんです。
「んはっ…んは…」
麻美もいやらしい生き物の様な田口の舌を吸いながら…田口のズボンを脱がしてゆきます。
「あぁぁ…」
麻美の手が田口のパンツもずり下げ。
反り返った田口の肉の棒がビョンと飛び出す様は息を飲む思いでした。
「ちんぽ…舐めてあげようか?田口さん」
田口の唇から自分の唇を外すと。
私をニヤニヤと見つめながら麻美がねっとりと言いました。
「頼むよ…森尾さん」
田口も凄く嬉しそうです。
麻美はニヤついたまま…真っ赤な唇でグロテスクな肉棒をくわえ込みました。
「おぉぉ…いいぃ!」
田口が大袈裟な感じで歓喜の声を上げました。
「あぁぁぁ…」
私はいよいよ持って我慢出来なくなってきました。

つづく


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