西畑自己満ラジオＲⅨ-3
西 「ここで、番組からのお知らせです」
畑 「番組ではみなさまからのメールを募集しています」
西 「番組に対する、疑問・質問。または、感想。由紀ちゃんに演じてもらいたい、シチュエーションやキャラクター。私、西への相談事。チームシャインに学んでもらいたい歴史上の人物。などなど、なんでもいいので送ってください」
畑 「すべてのメールの宛先は、作者の公開アドレスに、ラジオへの投稿だとわかるようなタイトルをつけて。ハンドルネーム。お住まいの都道府県を書き添えて送ってください」
西 「みんなからのメール」
畑 「お待ちしております」
西 「さて、そろそろ番組もおしまいの時間が近づいてまいりました」
畑 「いや、まだまだけっこう尺ありますよ」
西 「嘘やろ。俺いつもぐらい、いや、もちっと多いぐらい喋ったよ」
畑 「確かに、私も喋った気がします」
西 「だよな、じゃあ終わりだよな」
畑 「でもね、ひさびさに二人きりの放送なんですよ」
西 「そうだな」
畑 「他の人の喋りの分、私たち二人で埋めないといけないんですよ」
西 「あー、なるほどね。じゃあ、次回までサヨ－－」
畑 「ちょい！！ なんで終わろうとしてるんですか！？」
西 「いや、たまにはいいじゃん早く終わるのも」
畑 「ダメですよ。放送事故になりますから」
西 「放送日がズレていくのはいいのに？」
畑 「確かに、今回も随分と遅れてますけど……」
西 「だったら早く終わるのも問題ないよな。俺は早く帰って桜の勉強をみて、空のお腹をふにふにしないとならん」
畑 「……私も、空君のお腹をふにふにしにいっていいですか？」
西 「…………ダメだ！！！！」
畑 「そこまでの拒絶！？」
西 「では、次回までサヨ－－」
畑 「だーかーらー！！ ダメですってば」
西 「もう、ダメダメダメダメ。そんなに、俺のことが嫌いですか！」
畑 「誰もそんなこといってないでしょう！？」
西 「じゃあ、もう今日は終わってよかろうもん」
畑 「ダメだろうモン♪」
西 「でも、このくだりでだいぶ尺を稼いだぞ」
畑 「モン♪ に、たいしてのツッコミはないんですね。たしかにだいぶ稼ぎましたけど、まだですよ」
西 「んもう。じゃあ、どうする？」
畑 「そうですね。西さんは最近、面白かった事ってなんですか？」
西 「特にない。というわけで次回まで、サヨ－－」
畑 「だから！ せっかくのパスをスルーして、終わろうとしないの！」
西 「なによ、終わらしてくれたっていいじゃないのよ。もう、由紀ちゃんてばいけずなんだから」
畑 「なんで、オネェ口調なんですか！？」
西 「ちゃうやん。由紀ちゃんがな俺からのパスを受け取ろうとしないからな。何回も同じぐだりをやってる訳やんか」
畑 「え？ どういうことですか？」
西 「俺が、嫌だとか、ダメとか、めんどくさいとか、やめようとか、そういうネガティブ発言をしたときには？」
畑 「したときには？」
西 「由紀ちゃんは？」
畑 「私は？」
西 「魔法の？」
畑 「え？ 魔法の？ 急にファンタジー入りました？」
西 「魔法の言葉を自動的に、言ってたはずですよね？」
畑 「魔法の言葉？」
西 「……覚えてない？」
畑 「なんか言ってたな～、っていう記憶はあるんですけど。なんて言ってたか思い出せないんですよ……」
西 「……じゃあ、少しヒントをだすよ。委員長みたいな感じで言う台詞」
畑 「あ。ああ、はいはいはい。思い出しました。もう、随分ちゃんと言ってなかったですよね」
西 「じゃあ、もう一回パスをだすから、ちゃんと決めてね」
畑 「はい」
西 「では、また次回、サヨ－－」
畑 「もう、仕事なんだからちゃんとやってよね」
西 「……ご苦労様です」
畑 「はいはい」
西 「じゃあ、終わりの時間来たし、本当に終わっていい？」
畑 「そうですね。後半かなりぐだぐだでしたけど」
西 「それでは、また次回まで、さようなら～」
畑 「バイバイ」
西 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者のみなさま と メールを下さった方々の提供でお送りしました」