目撃者 明3-1
まとも立っていられなくなるくらい股間の疼きは激しくなってきました。
痴漢されている様子を見ながら自分を痴漢する…そんな常軌を逸した行為に溺れる私。
痴漢はそんな私を煽るかのように愛液に濡れて糸を引く指先を私に似た女子高生の唇に押し付けました。
“あぁぁ…自分の愛液を…舐めさせられる…なんて…”私の股間はこのままではジーパンまで染み出てしまうのではないかと思うくらい濡れていました。
私に似た女子高生は目をギュッと閉じ…苦しげな表情で口の中を蹂躙さて続けています。
アヒル口に押し込まれた指先…それを舐める小さな舌。
見ているだけでクラクラする様な光景でした。
そして…あのいやらしい形状のオモチャが立てているであろうモーター音も下の方から微かに聞こえ続けていました。
私はもう我慢できずにジーパンのファスナーを下ろします。
ガードルに包まれた私の下腹部が全体が熱く火照っていました。
「んん…うんん…んん…」指先で硬い生地に包まれた柔らかい肉を擦りあげると思わず声が漏れてしまいます。
その時…電車がガタンと揺れ私と私に似た女子高生…そして痴漢の位置が若干ずれました。
私と私に似た女子高生の間にお互いの身体が確認できるくらいの隙間が出来ました。
私はハッとしてファスナーの開いた股間を手で隠しました。
私に似た女子高生のスカートに乱れは見えませんが。
“えぇぇ!”私は驚きに丸い目を更に丸くしました。
私に似た女子高生の手が自分の後ろ…痴漢の股間の辺りに伸びていました。
よくは見えませんが何かしごく様に動いていました。
しかも自分の意志で。
“やだ…やらしい…この子…やらしい”私に似た女子高生がとってもいやらしい思えました。
“でも…羨ましい…”私もきっと痴漢されたら…痴漢のモノを握ってしまうでしょう。
でも今は痴漢のモノはおろか…自分の股間すら触る事が出来ません。
今の距離で自分を自分を痴漢すると…間違いなく痴漢に私のしている事を見られてしまいます。
それは恥ずかし過ぎるし惨め過ぎるのですが…恥ずかしいと思えば思う程やってみたくなってしまいます。
私はモゾモゾと身体をクネらせ身体と心の欲求と戦いました。
そんな私を置いてきぼりに私に似た女子高生は身体を震わせ鼻を鳴らして痴漢の指を舐め回しています。
明らかに私に似た女子高生は感じていました。
そして間違いなく痴漢のモノを自ら意志でしごいていました。
そんな目の光景は私の身体中に染み渡り…性感の集中する乳房や股間をジンジンと刺激しました。
“も…もぅ…見られてもいい…いえ…見られたい…”私がそう思って再びファスナーの中に指を押し込んだ時でした。
私に似た女子高生がガクガクと大きく震えました。
崩れそうになる私に似た女子高生を痴漢が支えました。
そして口を凌辱してた手を抜くと私に似た女子高生の手に添えて私の方に突き出しました。
“あぁぁぁ…す…凄い…”私に似た女子高生の手の平にはベットリと白い粘液が付いていました。
“も…もぅ…無理…”私が覚悟を決めて…痴漢の目の前で自分で自分を痴漢し始めた時でした。
残酷にも電車が減速して行きました。
電車が止まり…ジーパンの股間に指を入れて唖然とする私を余所に痴漢と私に似た女子高生は電車を降りて行きました。
私…何なんでしょう。
ちょっと涙が出そうでした。
私に似た女子高生と痴漢はぴったりと寄り添う様にしてホームの端にあるトイレに向かいました。
そして人目を掻い潜る様にして二人してトイレの中へ入って行きました。
居ても立っても居られずに私もトイレの中に入り…二人が入っている個室の隣に入りました。
〈ああん…あん…ん…〉私に似た女子高生の声でしょう…若い女の子の切なげな声が隣の個室から聞えて来ました。
惨めな気持ちになるのは充分承知ですが…覗きたくて仕方ありません。
私はそっとジーパンを膝まで下げるとガードルに包まれた下半身剥き出しのはしたない格好で個室の衝立にへばり付きました。
極々僅かな隙間からですが隣の様子を盗み見る事が出来ました。