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目撃者 明
【痴漢/痴女 官能小説】

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目撃者 明2-2

あぁぁ…手が股間に伸びてしまいそう…もぅ…駄目。
私は震える手で降車ボタンを押しました。
そのまま股間に伸びそうになる手を太腿に落ち着かせ…ジーパンの生地をギュッと握って恐ろしい誘惑に耐えました。
“あなたまで…あなたまで…”それ程大きな声ではありませんが…男達に責められ続けている女子高生が甘い喘ぎを漏らし始めました。
その声は私の耳から入り下腹部をズンズンと刺激しました。
“早く…早く…バス停に…ついて…”両方の太腿がプルプルと震えだします。
ガードルの中がヒクッ…ヒクッて蠢くのが自分でも分かるくらいでした。
バスが止まりました…私は内股でヨロヨロとなりながらも慌ててバスを降りました。
もちろん…その後はいつもようにトイレに駆け込みました。

そしてやっぱり私は痴漢を見せつけられている…その事をはっきりと思い知らせれる時がやってきました。
“あの子…”その日電車の中でまた私に似た女子高生と向かい合う形になりました。
そして、その後ろには例の痴漢のひとりが…。
こうまで頻繁になってくると、もう驚きもしません…ただ異常に身体が疼くだけでした。
今日も身体の下の方は見えませんでしたが虚ろな瞳で眉をしかめ前方を見つめいる…私と同じアヒル口を半開きにして荒い息を吐いている。
その表情から私に似た女子高生が隠れた下半身にいやらしい事をされているのは間違いないようでした。
私は何度も生唾を飲み込み…そっとジーパンの上から自分の股間に触れていました。
もう同情とか助けてあげようとか…そう言う気持ちは全く起きませんでした。
“私…変態だ…”私は込み上げてくる羨望と興奮を心と身体で素直に受け止めていました。
ジーパンとガードルといったいつものスタイルは崩してはいませんが…そんな重装備なに股ぐらがヌルヌルになっている。
そんな自分がとてもいやらく感じられて…堪らない程の快感でした。
私に似た女子高生の後ろの痴漢もそんな私の上気した顔をニヤニヤと見つめているようでした。
そして私に似た女子高生が耐えられないといった感じで目をギュッとつぶりました。
〈あぁぁ…ぁぁぁ…〉
“凄い事されてるんだ…”私に似た女子高生は僅かに声を漏らしています。
私も思わずジーパン越しの股ぐらに押し込んでいた指先に力を込めました。
次の瞬間…痴漢が動きました。
“えっ!えぇぇぇ…”痴漢が私に似た女子高生の下半身を触っていたのであろう手を私の目の前に突き出しました。
指先がベチョベチョに湿っていました…その親指と人指し指で何度も汁の糸を引かせて見せてきました。
「あぁぁ…」あまりのいやらしさに私は小さく喘いでしまいました。
顔も真っ赤になっている事でしょう。
私に似た女子高生も顔を真っ赤にして荒い息を吐いていました。
“今は触らてないのに…”その時、私は微かなモーター音を耳にしました。
“や…やだぁ…また…あのオモチャを…”総てを理解した私はつい、あのオモチャで責められる自分を想像してしまいました。

つづく


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