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HOLIDAY
【女性向け 官能小説】

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HOLIDAY-後編--3

「あぁぁ…ん… っつ…」

身体を反らしながら僕を受け入れていく。
小さく尖った胸を天井に向かって突き上げる。
僕を魅了して止まない身体のラインはこの瞬間とイッてしまう瞬間が最も美しいと思う。

「ふぅ…」

彼女が息を吐いた。
僕は彼女に包まれていた。

彼女が呆然と天井を見ていた。
天井には鏡が張ってあって、僕らの行為が丸写しになっていた。

自らが浸食されていくのを俯瞰して見ているのか。

とろんとした瞳。

「なに見てんですか?」
「鏡…に。 映って…んの…」

言葉を途切らせながら目を細めて僕に笑った。

「何が見えます?」
「圭さんと…私。すごく…えっちな…。私の…大好きな大きな背中…」

美里さんの顔を撫でたら、視線を天井に向けたまま微笑んだ。

そのまま口元に指を触れさせたら、熱い舌が僕の指に絡みついた。
その感覚が指から這い上がり、背中を伝い脳天に駆け抜けてゆく。

ちゅ。ちゅ。

音を立てて僕の指を吸った。
可愛いけれど、すごく卑猥。

「あっ…あぁぅ…」

天井に向いた果実を口に含む。
硬く勃ったそれはクセになる弾力を持っていて何度も甘噛みをする。
彼女はそのたびに甘い声で鳴く。

「あっ…ぅあっ…っ…あんっ…」
「はっ…はぁっ…」

僕は焦らしたりしないで、彼女を突き上げた。
何度も何度も。

「あぁっ…いいっ!っくぅ!あうぅぁ…」
「くっ! あぅっ…」

彼女はたまらないように鳴いて身体を反らせた。
僕も合わせるように、彼女の中で解放させた。

彼女は天井を見つめたまま、胸や腹を上下させながら大きく息を吐いている。

「何が見えます?」

僕はまた同じ事を訊いてみた。

「ふふふ…。ケダモノが2匹、じゃれてたよ。…とってもえっちで、気持ちよさそうで、幸せそうなの」

彼女の視線は天井から離れ、僕を捉えた。

「本当?」

彼女の瞳をのぞき込むように尋ねた。

「ホント!」

彼女の腕が僕の首に回り引き寄せられて、そりゃ、僕も抗う理由はないからそのまま口づけを交わした。

くるりと体を入れ替えて鏡を眺める。
なるほど、ケダモノだ。
美里さんは可愛いオシリを丸出しで僕に跨っている。


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