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HOLIDAY
【女性向け 官能小説】

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HOLIDAY-後編--4

「くっ! あははっ」

この構図は勿論嫌いじゃないが、僕がやりこめられてるみたいだ。
気分じゃない。

「圭さん?」

側面を見る。ベッドの壁際にも鏡。
気が付いてなかった訳じゃないけど、見ている余裕はなくて。
僕の視線を追ってきた彼女と鏡の中で視線が合う。

「見てごらん」

僕は彼女の肩を押し出して側面の鏡に対して正面を向かせた。
彼女の右脚を持ち上げるとすっかり濡れた秘部が映し出された。

「や…だっ…」

そういいながらも鏡に映った美里さんの視線はちゃんと自分の下部を見ていた。
僕は鏡に映るように鮮やかな彼女の花を開いていく。

「ほら、とても綺麗だよ」
「あぁ…んっ」
「ここにいつも僕は入るんだ」

そう言いながら人差し指を一関節だけ入れる。
彼女は身体をピクリと振るわせたが、視線をそこから外すことはなかった。

「すごく気持ちいいんだよ。熱くて、柔らかく締め付けて、どうしようもなく離れがたくなる」

人差し指を動かす。

くちゅ。くちゅ。

音を立てて愛液はさらに溢れてくる。

「あっ…あぅん…  あぁぁっ、やっやぁっ」

抜き差しをしながらさらに花心を開くと、彼女の身体が反り、脚の指が突っ張るように蠢いた。

「ここ、好きだよね。気持ちいいんだよね?」
「だめっ!あっ…あ、いぃっ…やっ!あぁぁっ…」

小さな突起を押し込むようにしているとぐったりとしてしまった。
もう鏡どころじゃなくて、下を向いてボソボソと甘えた声。

「ぅうう…ん。だめって…いったのにぃ…いじわる」
「終わりじゃないよ」

僕は彼女に硬く勃ったものを当てた。

「あ…」

彼女は顔を起こして鏡を確かめる。
ソレを確認してから僕は彼女の中にゆっくりと押し入った。

「あっ…あ…」
「ほら、入ってゆくよ」

彼女はその接合部にじっと魅入っていた。

「あぅっ…」

奥に当たって彼女が小さく鳴いた。
熱い内部は僕を急かす。愛しさと快楽とが入り混じり不思議な感覚だ。


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