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〈価値観〉
【鬼畜 官能小説】

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〈価値観〉-7

雨足は次第に強くなり、風も吹き始めた。
窓がカタカタと鳴り、トタン屋根は雨粒に叩かれてバラバラと歌う。
この小屋は、完全に孤立した。
その雨音に負けじと、荷台の軋みは激しさを増す。
それはそのまま、富代の身体の痺れが消えた事を意味し、その怒りの度合いをも表していた。だがそれは、自ら進んで痴態を晒す事になった……膝を立て、股間を広げた姿勢であるのに、激しく身体を捩ったために、スカートがズルリと捲れ上がってしまっていた。


『ん?富代〜……今日のパンティは紫色か?』

「!!!!」


今、スカートが捲れている事に、富代は気付いた……真顔でさえ嫌悪しか感じない顔が、ニヤニヤと破顔し、更に身の毛のよだつ顔へと変わっていた……修二は、不気味な笑い声を発しながらスカートを掴んで、完全に捲り上げてしまった……それを元に戻す事は、富代には出来るはずも無い。


(い、嫌!!嫌ぁぁぁ!!!)


閉ざせる筈のない股間を、修二は鼻の下を伸ばして眺め回し、そして富代の顔を見つめた……。
スタンガンで身体を麻痺させ、手足に枷を嵌めて麻縄で固縛する……卑劣な行為で手に入れた絶対的有利に、修二の心は、富代の身体を支配した満足感で満たされた。


『……紫って、欲求不満を表す色なんだってさ。孝太郎とヤリたくてしょうがないんだろ?違うか?……なんか言えよ』


この悪天候に、ここの小屋に来る奴はいないだろう……修二は大胆にも、悲鳴を塞ぐためのタオルを解き、口に詰めていた布を取り出した。


「ぶはッ!!……ハァ…ハァ……何てコトするのよ!!この…この変態!!」


普段通り、富代は罵声を浴びせた……いつも何かを言われても、言い返す事も出来ず、ただ言いなりになるだけの小心者……怒鳴り付ければ、間違いなく言う事を聞くはずだ……富代は怒りに任せ、怒声を張り上げた。


「……早くこの手錠外せよ!!私、黙ってないからね……みんなに喋るから、アンタなんかみんなにボコボコにされるんだからね!!」


眉を吊り上げ、目を剥いて、決して孝太郎には見せない形相で口汚く罵る……修二には、やはりこの顔が、この女の本性としか思えなかった。


(君は悪くない!!)

(その女を罰しろ!!)


あのネットのカキコミが、修二の頭の中をグルグルと回り続け、それは大きくなっていった。


「外せっての!!聞こえないの?……………な、何よ……何して……!?」


修二は制服を脱ぎ、下着姿を富代に見せた。その白いブリーフの前の膨らみ。黄色い小便の染みの付いた前みごろは、既に怒張している肉棒に持ち上げられていた。


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