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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その1)-3

研二郎はこの恭子という女性に、すぐに逢うということはしなかった。
SMとは、お互いの心や考え方を理解した上でなければ続かないと
研二郎は知っているからである。

それが、単なるSMごっこにしたくないと研二郎は思うからである。
心が通じて、お互いの感性を知り、十分にお互いの心を知ってから、
それからでも遅くはないと思ったのである。


恭子とは良く話し合った、
それは、初めはネット調教と言うことから始めた。

始める前に、研二郎は言った。

「恭子・・・初めはネット調教というものをするけれど、
もし、恭子が本物を味わいたくなったとき、いつでも言ってごらん
その時には、リアルで、本当に逢おう」
「はい、わかりました、研二郎さん、そのときにはよろしくお願いいたします」
「うん、そうしよう」


顔も知らない初心者には、この方法は抵抗もなく受けいれられるが、
気が短い人には向かないだろう、
しかし、研二郎は彼女のためにその道を選んだ。


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