第3話-4
「は、ぁっ、あっぁあっ、あぁあ」
指を半分より少し奥まで差し込んでゆっくり抜きながら、敏感な場所を愛撫していく。
片手でしながらもう片方の手で乳房をいじくり、乳首も一緒に刺激した。
「きもちいいよぉぉ・・・おとぉさぁあん・・・」
垂れてくる涎も拭かず、俺にされるがままなのを喜ぶ様に笑っている娘。
素直に喜んでくれるのが嬉しくて思わず唇を重ねた。
流れた涎を舐めて綺麗にしながら、厚いぷるぷるした唇を緩やかに噛む。
「ふぅぅぅぅん!あっ・・・はぁ、はぁ・・・はぁあ・・・」
腰がびくんと小さく跳ねて、力が抜けた様に俺に寄り掛かってくる。
どうやら軽くではあるが絶頂を迎えたらしい。
「お父、さん・・・はぁはぁ、はぁ・・・」
「気持ち良かったか?」
「うん・・・でも、もっときもちよく、なりたい♪」
まだ呼吸も戻っていないうちから求めてくるとは・・・
よし、分かった。一人の父親としてお前の願いを叶えてやりたい。
背中から抱き締めていた早貴を、向かい合う様に体勢を変えて見つめ合った。
・・・早貴の喉が鳴ったのを見てから、唇を重ねる。
そして、座ったまま更に抱き寄せて愚息を早貴の秘部に挿入していく。
「・・・っ・・・!」
痛みに顔を歪めるのを、唇を舐めて愛撫しながら少しずつ奥に・・・
「い、たぁあ・・・!お父さん痛いよぉ!」
「大丈夫、大丈夫だ」
ふと、まだ小さい頃に転んで膝を擦り剥いた娘を宥めた時の事を思い出した。
あの時も同じくこうして目を潤ませていたけど、しばらくしたら笑顔になったな。
「んんん・・・あう、はぁ、はっ、はぁ」
流石に笑顔にはならなかったが、痛みが少しずつ快感に変わってきたみたいだ。
こんなに育ってくれて、嬉しいぞ。
可愛い娘の体からはむせ返る程に女の匂いがしている。
「・・・!ぁ・・・ぅ!はぁ・・・んん・・・!」
締め付けがきつくてなかなか腰が動かせない。
早貴の背中に腕を回してしっかり支えながら、ゆっくりピストンを繰り返した。
「おとぉさぁん」
まさか、こうして娘と体を重ねるなんてな。
やるまでは怖かったけどやってしまうと・・・
対面座位で早貴と繋がり、抱き締めながら腰をゆるゆると突いていく。
「ん・・・あっ、・・・っあ、・・・ぅ・・・ん」
さっきよりは少し声が出る様になったが、それでもあまり大きくはない。
娘が自分からしたいと言ってきたのはまだ信じられないが、
こうして中が絡み付く感触を味わっていると、今、自分がここで何をしてるのかは理解できる。
妻でもない。
まして新しく見つけた恋人でもない。
自分の血が混じった、娘。