西畑自己満ラジオRT-2
西 「はい、どうぞ」
畑 「ハンドルネーム、可愛い乙女Dさんからです」
西 「宮ちゃんですね」
畑 「室長! 部下ばかりちやほやされて、ちょっとムカついています。どうしたらいいでしょうか?」
西 「どうしたらいいもなにもねぇ」
畑 「では、室長、お答えを」
西 「そうですね。まず、現実を受け入れることですね」
畑 「現実を?」
西 「まず、自分が古株のお局様だってことを理解すること。あと、男って生き物は新しいモノ好きなわけですね」
畑 「なるほど」
西 「ですが、古いモノにも愛情はありますから、チヤホヤはしませんが、なんとか笑いに変えてあげたいと思うわけです」
畑 「はいはい」
西 「ですから、チヤホヤされなくなったからといって悲観的になるのではなくですね。笑いを貪欲に求めていっていただきたい」
畑 「よくわかりました。可愛い乙女Dさん。現実を受け入れて笑いに変えていきましょう。では、本日最後の相談です」
西 「はい、どうぞ」
畑 「最後の相談は、相談者の方が直接いらっしゃっております」
西 「……前の二つも直接相談出来たと思いますが? 直接、ここにいらっしゃるんですか?」
畑 「はい、そう聞いてますが? お呼びしてもよろしいですか、室長?」
西 「嫌な予感しかしねぇけど……」
畑 「室長。キャラ、忘れてますよ」
西 「え、あ、ゴホン。では呼んでくれたまえ」
畑 「はい、相談者の方中にお入りください」
ガチャ、バタ。
恵 「どうもぉ、西恵ですぅ」
西 「また、嫁ですか?」
畑 「今回はどのようなご相談なんですか?」
恵 「まだぁ、夫にもぉ言ってないことなんですけどぉ」
西 「その夫はあなたの目の前にいますよ」
恵 「実はぁ、できちゃいましたぁ」
西 「…………。はぁ!?」
畑 「その、できちゃったというのは?」
恵 「はいぃ。妊娠四ヶ月目よぉ」
西 「ええぇぇぇえぇぇええぇえぇ〜!!!!」
畑 「室長、お気を確かに!」
西 「なんで、なんで、そういう大事な事を俺に先に言わない?」
恵 「やっぱりぃ、ラジオ畑でぇ生きてきたぁ私としてはぁ、何事もぉリスナーさんに一番最初に報告しないとぉ」
畑 「ですよね〜」
西 「ですよね〜、じゃねぇ!!」
恵 「浩一さん、男の子ぉと女の子ぉ、どっちがいいですかぁ?」
西 「やっぱり、女の子かな。これで桜もお姉ちゃんか〜」
恵 「そうよぉ」
畑 「さて、室長」
西 「え、あ、ん。はい、室長です」
畑 「室長、最後の相談は以上です。本日のシメのお言葉を」
西 「シメ、シメね。えーと。 大事な事は先もって教えといて」
畑 「ありがとうございます。自己満相談室、また次回」
恵 「いったんCMです」