教団医玲子 嫉妬の行方-5
「琢也。良かったわ。」
「玲子さん。僕、玲子さんの言葉で頭が真っ白になってしまって。」
「私もよ。琢也の射精を受け止めたときは、イクよりも満足感があったわ。」
「でも、中に出して大丈夫ですか?」
「大丈夫よ、できたら生むから。」
琢也は、めまいがするような衝撃を受けていた。
「できても?僕の子供を生んでも良いのですか?」
「いいわよ。琢也の子供を生んでも。」
玲子と琢也は、繋がったままだった。そして、琢也の精を放ったばかりのペニス
は、一気に充血し、はちきれんばかりに回復していた。
同時に琢也は、理性を失ったかのように動きだしていた。
「玲子さん。好きです。愛しています。」
「玲子さんを妊娠させたい。」
琢也は力いっぱい玲子を突いた。
玲子は琢也の激しい動きに痛みを感じながらも、その気持ちの強さに満足して
いた。
「玲子さんを妊娠させたい。」
「僕の子を生んで下さい。」
「琢也、いいわよ。いっぱい出すのよ。」
「命中させなさい。」
「うおおおおおおおおおおおおおお!」
琢也は舞い上がっていた。憧れるとは言っても、大人の女性で医師でも
ある玲子は、琢也にとってあまりに遠い存在だった。その玲子を組み敷
き、玲子の膣奥に自分の精を放つのだ。琢也が舞い上がり自分を見失う
のも無理はなかった。
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玲子はまどろみの中で琢也をまさぐった。今朝まで数度の放出をしながら琢
也のそれは固くしこっていた。玲子は朝食を用意し琢也を起こした。琢也は
目を覚ますと玲子を強く抱きしめた。
「玲子さん。離さない。」
「琢也。私はだれのものでもないわ。でも、琢也が私を欲しいなら。そばにい
てもいいわよ。」
「本当ですね。僕、毎日来ちゃいますよ。」
「いいわよ。でも、一つ条件があるの。射精の管理は全て私にまかせるの
よ。」
「射精の管理ですか?」
「いいの?わるいの?」
琢也は戸惑いの色を見せながらも、黙ってうなずいた。
琢也が眠っている間に既に手術は行われている。琢也の射精中枢に制御装
置を埋め込んだのだ。制御装置は通常の射精信号の遮断し、リモートコントロ
ールにより射精信号を発信するのだ。射精信号を遮断している間はどんなに性
器を刺激しても射精はおこらず、射精信号が発信されると性器への刺激に関係
なく射精が始まる。装置は2ミリ程の大きさで、埋め込んでしまえば本人に違和
感はなく数年は機能するものだった。